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冬のレモン、キャメルの背中 ~満員電車で私を守ってくれた十九歳上の彼に、ゆっくり恋をしました~

作者:ちょこまろ
最新エピソード掲載日:2026/07/25
二十七歳の朝比奈優菜は、外資系証券会社で働くアナリスト。

若く見られることを嫌い、銀縁眼鏡と隙のないスーツで身を固め、誰にも弱みを見せずに働いていた。

そんな優菜が、冬の満員電車で出会ったのは、キャメル色のコートを着た一人の男性だった。

押し寄せる乗客から、何も言わずに優菜を守ってくれた大きな背中。

名前も知らない。
仕事も、年齢も、どこに住んでいるのかも知らない。

それでも毎朝同じ車両で会い、会釈を交わし、少しずつ言葉を重ねるうちに、彼のいる十五分間だけが、優菜にとって鎧を脱げる時間になっていく。

やがて知った彼の名は、桐生拓也。
四十六歳。十九歳年上で、十年前に妻を亡くした男性だった。

過去を抱えた拓也と、完璧でなければ愛されないと思っている優菜。

これは、満員電車のわずかな隙間から始まった二人が、冬を越え、レモンの実る家で、ゆっくりと並んで歩けるようになるまでの物語。

※十九歳差の大人の恋愛です。
※大きなすれ違いや一方的な別れではなく、二人が少しずつ信頼を育てていく物語です。
※完結まで執筆済みです。
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