↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR

異世界観光物語〜勇者として呼ばれたのに魔王が倒されたって!?〜

作者:亀丸物産
最新エピソード掲載日:2026/10/27
 女神の手違いで、魔王が既に討伐された後の異世界に送られてしまった相良悠人、二十六歳。
勇者としての役目は、もはやどこにもない。

 それでも、戦争で焼け野原になった景色を前に、悠人の中に湧き上がったのは絶望ではなく、ただの好奇心だった。

「こんなに面白い場所があるなんて、もったいない」

 チート能力も、無双の剣技もない。授かったのは、言葉が通じる加護と、少しだけ丈夫になった体だけ。
悠人の武器は、異世界の人たちが当たり前だと思っているものを、外から来た自分だからこそ「価値あるもの」として見つけられることだった。

一杯の漁師鍋。一つの温泉。一切れのパイ。一杯の地酒。一枚のピザ。一匙の雪乳。一椀の黒鍋。

 小さな発見を積み重ねながら、悠人は、不器用で面倒見のいい元冒険者のリゼット、地図職人のフィン、行商人のバロックたちと共に、焼け跡の世界に、少しずつ「観光」という名の灯りをともしていく。
けれど観光は、時に人々の心の傷に触れ、時に新しい問題を生み、簡単には受け入れてもらえない。

 息子を失った漁師、傷ついた元兵士、人間を許せないエルフの長老、誇りを守りたい鍛冶師、水を巡って争う砂漠の民、そして、人間と長く敵対してきた魔族たち。
それぞれの痛みに向き合いながら、悠人の旅は、世界を静かに繋いでいく。

 その旅路の途中、悠人の優しさに心を寄せる人たちも、少しずつ増えていく。
当の本人だけが、それに気づかないまま。
これは、世界を救う物語ではない。
勇者たちに救われたはずの世界で、人々がもう一度、生きる楽しさを見つけていく物語。
プロローグ
2章 港町編
第5話 リゼット
2026/10/09 10:30
第6話 白ひげ様
2026/10/09 11:00
第8話 網を繕う
2026/10/10 10:46
第11話 最初の客
2026/10/12 15:40
3章 温泉街編
第14話 しずく屋
2026/10/13 11:10
4章 大樹の森編
第24話 森の番人
2026/10/19 17:10
第28話 泣く精霊
2026/10/24 18:21
第5章 鍛冶屋の国編
第35話 打ち直す
2026/10/27 16:10
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。