いつか宇宙の塵になるネタ枠令嬢

屋敷で冷遇されている公爵令嬢ユニベルはある日突然前世の記憶を思い出した。恵まれた家に生まれながらそこそこ不幸な彼女はなんと乙女ゲームのネタ枠令嬢だったのだ。しかもゲーム本編ではなんやかんやあって宇宙の塵となり、雑に死ぬ運命。ネタも笑顔も何もない日々を過ごしているのに、私本当にネタ枠令嬢なんですか？
どこで死にたいかなんて考えたこともなかったけど、宇宙は流石に聞いてない。
お先真っ暗ならぬお先宇宙のネタ枠令嬢奮闘記