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『戦わないで生きたい俺、最弱のマナゴケに転生したので美少女たちにスキルを貸して経験値を徴収します』

作者:浅入燈馬
最新エピソード掲載日:2026/10/26
ブラック企業で十年以上働き続け、過労死した会社員・佐藤恒一。
死の間際に願ったことは、ただ一つ。
――生まれ変わったら、何もしないでぼーっと生きたい。
そんな願いが通じたのか、恒一は剣と魔法の異世界へ転生する。
……ただし、転生した姿は人間でも魔族でもない。
攻撃力ゼロ。
防御力ゼロ。
移動すらできない。
スライムよりも弱い最弱生物――「マナゴケ」だった。
「これじゃ、何もできないじゃないか……」
絶望する恒一だったが、彼には一つだけ特別な力があった。
それは、自分が持つスキルを他者に貸し出すユニークスキル――【天賦徴税(タレント・タックス)】。
しかも、スキルを借りた者が獲得した経験値の10%が、ロイヤリティとして恒一のもとへ入ってくる。
つまり――自分は戦わなくてもいい。
強い仲間にスキルを貸せば、仲間が戦うほど自分も成長できるのだ。
そして恒一が最初にスキルを貸した相手は、彼の巣に棲みついていた一匹の幼いドラゴンだった。
やがてそのドラゴンは古代龍の血を引く少女へと成長し、恒一を「主様」と呼ぶようになる。
さらに、誰にも触れられなかった突然変異のスライム。
三百年もの間、存在を隠され地下牢に囚われていたハイエルフ。
そして、聖樹や月樹、世界樹にまつわる謎。
最弱のマナゴケだったはずの恒一のもとへ、次々と規格外の仲間たちが集まってくる。
「俺はもう働かない。戦うのも、できれば誰かに任せたい」
これは、過労死した元社畜が、仲間にスキルを貸しながら経験値を徴収し、今度こそのんびり生きようとする――
そんな彼の願いとは裏腹に、いつの間にか世界の命運にまで関わってしまう物語。
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