カオティック・ダイアリー
そろそろ私の直面した現実ってやつに向き合わなければ。
薄々気付いていたが私は一切の記憶がなくなっていた。
つまり、自分が誰か全くわからなかった。正確には記憶を失っているこの状態がなにか根本的におかしいと理解できる程度に私の記憶は失われていた。
だが、自分が記憶喪失者だと自覚できる事がなんの助けになる?
記憶喪失の三十路男「私」は、いつの間にか現れた13才の少女マシロと2人暮らしを始める。
平凡な日々を望むが、自分の過去と向き合わざるえなくなり……。
一方、スラムで暮らしをしていた「俺」は重傷を負い、研究所で目覚めた。
「俺」は奇妙な博士達と生活を始める。
薄々気付いていたが私は一切の記憶がなくなっていた。
つまり、自分が誰か全くわからなかった。正確には記憶を失っているこの状態がなにか根本的におかしいと理解できる程度に私の記憶は失われていた。
だが、自分が記憶喪失者だと自覚できる事がなんの助けになる?
記憶喪失の三十路男「私」は、いつの間にか現れた13才の少女マシロと2人暮らしを始める。
平凡な日々を望むが、自分の過去と向き合わざるえなくなり……。
一方、スラムで暮らしをしていた「俺」は重傷を負い、研究所で目覚めた。
「俺」は奇妙な博士達と生活を始める。
プロローグ
プロローグ
2016/08/15 02:00
(改)
第一章 黒髪は口が悪い
強烈な頭痛で私のまどろみは乱された
2016/08/15 03:00
(改)
私は少女のお陰で現実に向き合う事に決めた
2016/08/15 05:00
(改)
まぶしくて寒い
2016/08/15 06:00
(改)
俺は地面に突っ伏して
2016/08/16 00:00
(改)
やわらかなぬくもりに包まれて
2016/08/17 00:00
(改)
おかげで目が覚めても
2016/08/18 00:00
(改)
七時間後
2016/08/19 00:00
(改)
ルアン・ノート
ルアンは緊張をほぐすために
2016/08/20 00:00
第二章 金髪はよくしゃべる
私は真っ白な部屋にいた
2016/08/20 00:00
私はゆっくりと声がした方向を向いた
2016/08/21 00:00
私はフィセに連れられて
2016/08/22 00:00
マシロは窓に向かって険しい顔をしていた
2016/08/22 00:00
野蛮人から文明人になるのは簡単だ
2016/08/23 00:00
まず名前だ
2016/08/24 00:00
クロタエの部屋には軍人が三人いた
2016/08/25 00:00
ルアン・ノート
高級住宅街バックランクメイト
2016/08/26 00:00
第三章 赤毛はお人好し
相変わらずの日だった
2016/08/26 00:00
私は今夜も寝付けず
2016/08/27 00:00
外はひどい雨だった
2016/08/28 00:00
信じられない! この成績を見ろ!
2016/08/29 00:00
一時間ほどでそれは見えてきた
2016/08/30 00:00
クロタエから離れると
2016/08/30 00:00
(改)
ルアン・ノート
ひどい嵐だ
2016/08/31 00:00
第四章 怒れる女たち
私達が『自分の家』にたどり着いた時
2016/09/01 00:00
私は本物の皮の匂いがする美しい椅子に座りこんだ
2016/09/02 00:00
私は重い体を引きずって二階に上った
2016/09/03 00:00
シュゼが、ゆっくりと
2016/09/03 00:00
午後三時は一番気持ちのいい時間帯だ
2016/09/04 00:00
ルアン・ノート
ルアンはぐったりと
2016/09/04 00:00
ルアンは息を吐いた
2016/09/05 00:00
第五章 私は知っている
私は真っ白な部屋にいた
2016/09/05 00:00
私はマシロと顔を見合わせた
2016/09/06 00:00
女性
2016/09/06 00:00
朝は、いや昼だろうか
2016/09/07 00:00
足音と共に武装した軍人がなだれ込んできた
2016/09/08 00:00
俺の頬に生暖かいものが流れた
2016/09/09 00:00
ルアン・ノート
ルアンは重い足取りで局長室に入り込んだ
2016/09/18 00:00
第六章 男たちは駆けずりまわる
ロッソご自慢の高級車
2016/09/18 00:00
私達は急に開けた場所に出た
2016/09/18 01:00
シュゼの怒声
2016/09/18 01:00
真っ黒な廊下は果てしなく続いている
2016/09/18 02:00
ガタガタと震える体
2016/09/18 10:00
第七章 子供はいなくなる
私は生き残った
2016/09/18 12:00
まじめに答える気がないなら、早めに知らせてください
2016/09/18 12:00
退院
2016/09/19 00:00
エピローグ
エピローグ
2016/09/19 00:00