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塩対応の幼なじみ、実は俺の黒歴史配信の限界オタクでした

作者:宮城マコ
最新エピソード掲載日:2026/06/16
表は塩対応、裏は限界オタク。すれ違う両片思いの青春・音楽ラブコメディ!

俺、影山湊(かげやまみなと)には、絶対にバレてはいけない黒歴史がある。

中学時代、幼なじみの氷室雪乃(ひむろゆきの)への想いをこじらせ、自作の痛いラブソングをネット配信してしまったこと。動画は一晩で大バズりして慌てて削除したものの、ネット上では『幻の神ギタリスト・Kanato』として伝説化してしまったのだ。

そして、その曲を捧げた張本人である幼なじみはというと……。
「ただの腐れ縁でしょ。気安く話しかけないで」
学校一の美少女にして『氷の女王』と呼ばれる彼女からは、絶賛塩対応を受けていた。

――しかし、俺は知らなかった。
雪乃が、俺の消したはずの黒歴史動画をローカル保存し、毎日聴いてはベッドで悶絶している『最古参の限界オタク』だということを。

『あぁぁぁっ! 今日の湊のタコ指もエッチすぎる! 尊い! 殺して!』
『でもあの情熱的な曲……絶対に私以外の女(泥棒猫)に向けたものだわ! 許さない!』

お互いに「嫌われている」「別に好きな女の子がいる」と勘違いしたまま文化祭が近づく。
密かにギターを弾き納めようとしていた俺は、ひょんなことから同級生・翔太のバンドに無理やり引き抜かれてしまう。

それを知った雪乃は「バンドの女のためにギターを弾くの!?」と激しく勘違い!推しである湊を泥棒猫から守るため、氷の女王の仮面を被ったままスタジオ監視に乗り出す!

「雪乃ちゃんが見に来てくれた!」と空回りする翔太。
「やっぱりイケメンが好きなんだな……」と勝手に失恋する俺。
そして、俺の生音を浴びて、必死にヨダレを堪えている雪乃。

唯一すべてを知るベースの澪が、胃薬を片手にツッコミを入れ続ける地獄の練習の果て。
文化祭のステージで俺の黒歴史が復活することになる――最大の『公開処刑』は、極甘な答え合わせへと反転する!

これは、不器用な陰キャギタリストと、愛が重すぎる限界オタクの幼なじみが織りなす、最高に笑えてエモい、すれ違い青春音楽ラブコメディ!
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