↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
PR

番を棄てて逃げた医師ですが、すべてを失った元・火竜王子が病院に運ばれてきました

作者:鷹居鈴野
最終エピソード掲載日:2026/07/12
「番だ。私の番だ。間違いない」

 五十年に一度、獣人が匂いだけで「運命の番」を選び、人間を連れ去っていく夜。王立病院の医師アイリス・フォッセルは、火竜族の第一王子ヴェルグリムに選ばれた。絹も宝石も望むものは何でも与えられたが、外へ出る自由だけはなかった——彼は、それを「愛」と呼んだ。

 けれど人間に、番の本能はない。だからアイリスには、愛さない自由があった。
 医師である彼女は、逃げるかわりに薬を作った。獣人の番の本能そのものを断つ「番解きの薬」。彼にそれを飲ませ、彼の心から自分を消して、獣国を出た。

 三年後、北の港町の夜間救急に運ばれてきたのは、深い刺し傷を負った、角も鱗も爪もない、ただの人間の男。顔は知らない——なのに、骨が覚えていた。「あなたが誰か分からないのに、ぼくは、あなたを傷つけた気がする」。記憶も竜の火も、王位も名前さえも棄てて、彼はただの人間として、彼女の前に立っていた。

 番を棄てて逃げた女医と、すべてを棄てた元・火竜王子の、まさかの再会溺愛譚。支配するための「愛」には、決別を。番ではなく人として選び直す恋には、まっすぐな溺愛を。

 ◆全34話・完結済み。最後まで一気に読めます◆
第一話 火竜の鼻先で
2026/05/09 22:44 (改)
第二話 連れ去られる六人
2026/05/09 22:44 (改)
第三話 道中、最初の死
2026/05/09 22:46 (改)
第四話 切られた腱
2026/05/09 22:46 (改)
第五話 銀狼の沈黙
2026/05/09 22:46 (改)
第六話 灰熊の手当て
2026/05/09 22:47 (改)
第七話 蛇の指文字
2026/05/09 22:47 (改)
第八話 竜の城、檻の部屋
2026/05/09 22:47 (改)
第九話 番が、嫌われる
2026/05/09 22:47 (改)
第十二話 リアナの選択
2026/05/09 22:48 (改)
第十六話 紅茶の始まり
2026/05/09 22:49 (改)
第十八話 魂震草
2026/05/09 22:50 (改)
第十九話 番解(ほど)きの薬
2026/05/09 22:50 (改)
第二十話 逃亡の夜
2026/05/09 22:51 (改)
第二十三話 三年後の街
2026/05/09 22:51 (改)
第二十四話 病院の扉
2026/05/09 22:52 (改)
第二十六話 名のない男
2026/05/09 22:52 (改)
第三十二話 検証
2026/07/12 18:03 (改)
エピローグ 群像、その後
2026/07/12 18:06 (改)
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。