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レベル0の雷帝

作者:ゆき
最新エピソード掲載日:2026/11/03
112年前、世界を脅かしていた魔王を討ち取った四人の英雄がいた。
ダナフォルト、ガードグ、エレナ、ドルゴール。

 彼らは150年にも及ぶ魔族との戦いに終止符を打ち、世界に平和をもたらした。
 女神の啓示を受けたゼウシティア王国の国王によって、四人は東西南北の帝国へと散り、それぞれの地で魔族の勢力を抑える役目を担うことになった。

 100年以上の時が過ぎ、
 魔王討伐の記憶も薄れ、世界は平穏を取り戻していた。

 四人の英雄のうち、風帝ガードグと水帝エレナは寿命を迎えてこの世を去り、最後の仲間、炎帝ドルゴールも寿命が尽きる。 

 そして唯一、悪魔の契約し、14歳のまま歳を取らない雷帝ダナフォルトは、北のラグナディア雷帝国で一般人に紛れて暮らしていた。

 契約した悪魔ベルフェゴールの勧めで、帝国屈指の進学校――アステリア魔法学校に入れられる。

 しかし、そこでのダナフォルトは誰もが知る英雄ではない。

 レベルは――0。

 魔法の授業にも興味を示さず、いつも眠そうにしている彼は、周囲から「コネで入学した落ちこぼれ」と馬鹿にされていた。

 平凡で退屈な学生生活。

 ――しかし。

 ある日、ダナフォルトはアステリア魔法学校で些細な異変に気付く。

 魔族の脅威が薄れたはずの世界で、再び不穏な魔力が現れ始めたのだ。
 そして、ダナフォルトだけが気づいていた。

 これは偶然の事件ではない。

 百年前に終わったはずの戦いが、再び始まろうとしていることを。

 レベル0の落ちこぼれ。
 誰からも英雄だとは知られていない少年。
 その正体は、かつて魔王を討ち取った最強の雷帝だった。

 失われた仲間たちの想いを背負いながら、ダナフォルトは再び杖を手に取る。
 ドルゴールが最後に残した言葉「守るべきもの」を、守り抜くために。

※この小説はカクヨム様、アルファポリス様でも連載しています
※章単位の完結形式です
序章
プロローグ
2026/09/01 00:00 (改)
1 レベル0の雷帝
2026/09/01 17:27 (改)
2 英雄の最期の言葉
2026/09/02 00:00 (改)
崩壊と再生
3 平和の崩壊
2026/09/03 23:45 (改)
4 ベルゼブブ
2026/09/05 20:57
5 葬送の舞
2026/09/09 23:16 (改)
6 議会
2026/09/11 23:38 (改)
8 弟子になる条件
2026/09/16 23:29 (改)
9 あんでっど
2026/09/18 18:37
アステリア魔法学校
11 魔族の足音
2026/09/23 22:47
15 ルシファー
2026/09/27 16:50
16 傲慢の選択
2026/09/27 23:50
17 英雄は・・・
2026/09/29 23:27
魔導闘技大会
18 提案
2026/10/04 00:04 (改)
19 禁断の楽園
2026/10/05 23:38 (改)
20 魔力0?
2026/10/07 22:19
23 開幕
2026/10/13 23:43
25 失格者
2026/10/17 21:45
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