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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。

面倒くさいから全部チェンジで

最終エピソード掲載日:2026/04/16
何でもそつなく熟す手の掛からない子供だったわたし。
言われるままに勉強し、言われるままに習い事をする。
共働きの両親に負担を掛けないように妹の面倒も見る親孝行な娘。
俗に言うところの『いい子』。
わたしは周囲に求められるまま、天使のような振舞を心掛けることに心を尽くした。
だけど、わたしの内面はそれほど強靭にはできていなかったようだ。
心に変調をきたしたのだ。
もう一人のわたしが言う。

『あんた、早晩、心が壊れるわよ』

そんなはずない。

『まあいいけど。あんたが壊れたらわたしがその身体を頂くだけよ』

冗談じゃない!
このままでいいわけがあるか!
わたしはわたしの全てを取り戻さなければならない。
もちろん、対外的にはこれまでと変わらない。
でももう、わたしは他人のために自分の時間を消費したりなんかしない。
わたしの時間はわたしだけのものだ。
何人たりとて侵すことは許されないのだよ。
そうやって誰にも邪魔されることなく、毎日学生生活をそつなく送っていたわたしだったが、ある日――――
わたしは背後から首を刎ねられてしまった。
ストーカー女に。
薄れゆく意識の中で、その子の呟きが聴こえた。

「あなたが悪いんじゃない。こうする以外に、あなたを永遠のものにする方法を思いつかなかった私が悪いんです」

それがわたしがわたしだった時の最期の記憶。



「もう面倒くさいので、このままここでフヨフヨしてていいですか?」

死んでしまったものはしょうがない。
与えられた立場を最大限生かして満喫するとしよう。
だが、神はわたしに安らぎを与えてはくれなかった。

「君には人間的な情が欠けているみたいだね。もう一度、生まれ変わらせてあげるから、少しばかり下界で修行してきたまえ」
「いや、生まれ変わりなんて別に望んでませんが?」
「いいから、さっさと行く!」

こうして、わたしは本人が全然望んでいない異世界転生を果たしてしまったのだった。

リーゼロッテ編
舞花編
05 何? それ美味しいの?
2026/01/28 00:20
インターミッションⅠ
07 神界にて
2026/02/04 00:20
アリシア編
08 17歳からのスタート
2026/02/11 00:20
11 行き倒れを拾った
2026/03/04 00:20
13 事情聴取
2026/03/16 00:20
15 神様、酷いよ
2026/03/19 00:20
21 皇宮にて
2026/03/30 00:20
22 総攻撃
2026/03/31 00:20
23 固有スキルは魔法
2026/04/02 00:20
24 帰還
2026/04/03 00:20
インターミッションⅡ
28 再び神界にて
2026/04/07 00:20
ルミナリア編
29 世の中そんなに甘くない
2026/04/07 09:20
34 辺境伯邸にて
2026/04/09 00:20
36 深夜、侯爵別邸にて
2026/04/09 12:20
38 逃がさない
2026/04/10 09:20
39 急転直下
2026/04/10 12:20
42 王都への帰還
2026/04/13 12:20
43 悪の枢軸
2026/04/14 00:20
45 聖剣と勇者
2026/04/14 12:20
46 ネフィリア怒る
2026/04/15 00:20
47 虫に刺されたんだよ
2026/04/15 09:20
48 最後の戦い
2026/04/15 12:20
49 女神の憂鬱
2026/04/16 00:20
舞花再び編
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