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ハルシネーション法案が可決されました

最新エピソード掲載日:2026/05/26
新人国会議員・神崎蓮司は、政策支援AI「SEIM-7」を手に入れたことで、国会答弁、委員会質問、党内発言で一躍注目を浴びる存在となる。

防災、エネルギー、財政、外交。
AIが提示する鋭い論点と想定問答により、神崎はまるで自分が急に天才政治家になったかのような錯覚に酔っていく。

しかし、AIを使い始めたのは神崎だけではなかった。
野党議員、官僚、新聞社、テレビ局、そして各省庁までもがAIで武装し、国会は人間同士の議論から、AI同士の代理戦争へと変貌していく。

そんな中、神崎が関わった「国民生活エネルギー安定化法案」が可決される。
だが、その法案にはAIが生成したもっともらしい誤情報――存在しない制度を前提とした条文が紛れ込んでいた。

世論は炎上し、国会は大混乱。
AIを信じた政治家、AIを恐れる政治家、AIを利用して相手を潰そうとする者たちが入り乱れる中、神崎はようやく気づく。

AIを使えば強くなれるのではない。
AIの嘘を疑い、検証し、最後に責任を取れる人間だけが生き残るのだ。

これは、AI参謀を手に入れた政治家たちが、国会で無双し、炎上し、やがてAI時代の責任を問われる、近未来政治風刺SFである。
第24話 公認AIという悪夢
2026/05/26 22:03
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