祖母の遺した「取材ノート」を継いだら、日本中の都市伝説を追う羽目になりました
最新エピソード掲載日:2026/07/26
広告代理店を辞め、実家に戻った皆瀬灯里は、急死した祖母の遺品の中から、鍵のかかった古いノートを見つける。地方紙記者だった祖母が、定年後に一人で全国を回り、各地に伝わる「消えない噂」を取材して残した記録だった。祖母の遺志で、遺産は取材活動にしか使えないという。ノートの続きを追う一人旅を始めた灯里が最初の町で耳にしたのは、地図に載っていない土地の名前――。口にした途端、住人たちは一様に目をそらす。祖母が最後まで「未解決」のまま残した謎と、震える字で書き足された一行の意味とは。1県ごとに一つの噂を訪ね歩く、連作ミステリー・ホラー。