底辺から始める、《与える》だけの無双伝 ~えぇ、与えていただけですよ?でも実は……知らないうちに守られていました!!♪!!?~
最新エピソード掲載日:2026/08/04
「鑑定不能」――要するに、お前は無能だ。そう言われて、はや十数年。
ランク外の荷運びアルク、二十八歳。仕事は荷物運び。特技は、人に親切にすること。以上。
そんな冴えない彼には、自覚していない問題が一つあった。
――やたらと、無傷で済む。
崖から落ちても、魔物に襲われても、なぜかかすり傷一つない。「運がいいなあ」で済ませてきたが、実はそれ、ぜんぶ守ってもらっていた。アルクの肩には、本人も気づかぬうちに、もふもふで可愛い守り手たちが住んでいたのである。回復担当のおっとり小鳥に、関西弁でうるさいドラゴン。彼らが陰で、必死にご主人さまを守っていた。……アルクは、まったく気づいていない。
そして、もう一つ。アルクの「人に与えるだけ」のお人好しっぷりは――実は、世界を救えるレベルのチート能力だった。
与えれば、返ってくる。仲間を強化すれば、その何倍もの力で守られる。気づけば、銀髪の女騎士に惚れられ、明るい召喚師娘に懐かれ、毒舌魔術師に振り回され、かわいいもの好きの厳つい傭兵に慕われ――。本人は「なんでみんな構ってくれるんだ?」と首をかしげるばかり。鈍感、ここに極まれり。
賑やかな食卓、湯気の立つごちそう、しょっちゅう繰り広げられるドタバタ。そんな愉快な旅路の一方で――二百年を生きる帝国が、なぜか本気でアルクを消しにかかる。
たかが荷運びの、何がそんなに怖いのか?
その答えが明かされるころには、アルクはもう、後戻りできないほど強く、そして大切な仲間に囲まれている。心を引き裂く別れも、ひっくり返す大逆転も、思わず涙がこぼれる秘密も――全部、待っている。
与えるだけで、最強。守られていたと知らずに、世界を救う。
もふもふと、わちゃわちゃと、胸熱と。
さあ、ページをめくれば、あなたもこの仲間の一員だ。
第九十九話 還る魂
2026/07/03 07:34
第百話 約束の場所で
2026/07/05 07:00
第二章
第百一話 王が、確信したこと
2026/07/06 17:54
第百二話 星をまとう女神
2026/07/08 12:02
(改)
第百三話 最初の一軒
2026/07/09 18:02
こぼれ話【恋模様】── 描かれなかった、ある日
2026/07/10 12:31
第百四話 住人、来たる
2026/07/10 20:01
第百五話 育つ国
2026/07/11 08:41
第百六話 地の底から
2026/07/12 09:33
こぼれ話【恋模様】── 描かれなかった、ある日
2026/07/12 16:33
(改)
第百七話 芽吹く、種
2026/07/13 17:22
第百八話 砂の、隊商
2026/07/14 18:01
第百九話 湯けむり、立つ
2026/07/15 19:01
第百十話 実りの、祭り
2026/07/16 18:12
第百十一話 角うさぎの、行進
2026/07/17 20:47
第百十二話 星の雫
2026/07/18 17:12
第百十三話 里帰り
2026/07/19 12:24
第百十四話 皇帝の、舌
2026/07/20 12:45
⚡️番外編第百十四話 皇帝の、舌【パロディ】⚡️
2026/07/20 17:17
(改)
第百十五話 縁を、結ぶ門
2026/07/22 18:31
第百十六話 古龍の、稽古
2026/07/23 18:31
第百十七話 銀の剣の、休日
2026/07/24 18:07
第百十八話 帰る場所のない、男
2026/07/25 18:55
第百十九話 仲間の、証
2026/07/27 12:13
第百二十話 与えられた、手
2026/07/29 19:34
第百二十一話 みんなで、守る
2026/07/30 18:44
第百二十二話 守る者たちの、朝
2026/07/31 18:31
第百二十三話 湖の、ほとりで
2026/08/01 14:46
第百二十四話 水の、道
2026/08/02 12:13
こぼれ話── 描かれなかった、ある日
2026/08/02 20:31
第百二十五話 女神の、ごほうび
2026/08/03 08:22
第百二十六話 鋼の、使者
2026/08/04 08:21