悪役令嬢ですが、侍女もたぶん転生者です。お互い、口が裂けても言いませんけど
最終エピソード掲載日:2026/08/29
公爵令嬢ヴィオラ・ベルクハイトには前世の記憶がある。ここは前世でやり込んだ乙女ゲームの世界で、自分は卒業の舞踏会で断罪・追放される「悪役令嬢」だ。だから彼女は破滅フラグを折るため、優等生の令嬢を完璧に演じてきた。前世がオタクの社畜だったことは、墓まで持っていくつもりで。
ところがある日、新しく付いた侍女ロロが、紅茶を淹れながら鼻歌まじりにこぼした。「——はぁ、課金が足りない人生だわ」。ヴィオラは飲んでいた紅茶を盛大に吹いた。課金。今、この子、課金って言った。この世界に、ない言葉だ。
まさか、こいつも転生者?——でも自分の正体だけは絶対にバレたくない。かくしてヴィオラとロロの、「相手は転生者だと確信しているのに、自分のことだけは死んでも隠したい」という地獄のカマかけ合戦が始まる。探り合い、ボロを出し、見て見ぬふりをし、また探る。そんな日々の向こうで、原作どおりの破滅イベントだけは、静かに近づいてくる。
※カクヨム・アルファポリスにも同時掲載しています。
ところがある日、新しく付いた侍女ロロが、紅茶を淹れながら鼻歌まじりにこぼした。「——はぁ、課金が足りない人生だわ」。ヴィオラは飲んでいた紅茶を盛大に吹いた。課金。今、この子、課金って言った。この世界に、ない言葉だ。
まさか、こいつも転生者?——でも自分の正体だけは絶対にバレたくない。かくしてヴィオラとロロの、「相手は転生者だと確信しているのに、自分のことだけは死んでも隠したい」という地獄のカマかけ合戦が始まる。探り合い、ボロを出し、見て見ぬふりをし、また探る。そんな日々の向こうで、原作どおりの破滅イベントだけは、静かに近づいてくる。
※カクヨム・アルファポリスにも同時掲載しています。
第0話「課金、って言ったよねこの子」
2026/07/25 07:46
第1話「この世界に、その言葉ないんだけど」
2026/07/26 07:46
第2話「本当は、誰かに言いたかったのかも」
2026/07/27 07:46
第3話「そのお菓子、知ってる味なんですけど」
2026/07/28 07:46
第4話「探ってるの、たぶんお互いさま」
2026/07/29 07:46
第5話「殿下、なんで園芸の話でその顔」
2026/07/30 07:46
第6話「やだ、口が滑った」
2026/07/31 07:46
第7話「それ、合言葉になってない?」
2026/08/01 07:46
第8話「鎌をかけたら、鎌で返された」
2026/08/02 07:46
第9話「正しい物語を守りたい人、登場」
2026/08/03 07:46
第10話「殿下、それ心配のしすぎです」
2026/08/04 07:46
第11話「前世の話は、しない約束でしょ」
2026/08/05 07:46
第12話「バレてないと思ってるの、私だけ?」
2026/08/06 07:46
第13話「ねえ、いい加減に観念しない?」
2026/08/07 07:46
第14話「破滅、予定どおり近づいてます」
2026/08/08 07:46
第15話「敵の前では、休戦しましょ」
2026/08/09 07:46
第16話「二人でなら、覚えていられる」
2026/08/10 07:46
第17話「あなたの知らない、私の知ってること」
2026/08/11 07:46
第18話「殿下の花が、咲くころに」
2026/08/12 07:46
第19話「味方の顔、はじめて見た気がする」
2026/08/17 08:37
第20話「もう、観察対象じゃないでしょ」
2026/08/18 07:40
第21話「近いから、言えないこともある」
2026/08/19 07:40
第22話「踏み込めない一線がある」
2026/08/20 07:40
第23話「黙ってるのが、いちばんずるい」
2026/08/21 07:40
第24話「花の名前で、人は和解できる」
2026/08/22 07:40
第25話「離れてみて、わかること」
2026/08/23 07:40
第26話「もう全部、言っちゃおう」
2026/08/24 07:40
第27話「知ってた。あの紅茶の日から」
2026/08/25 07:40
第28話「あなたも、見つけてほしかっただけ」
2026/08/26 07:40
第29話「二人ぶんの記憶で、運命を書き換える」
2026/08/27 07:40
第30話「悪役令嬢の、いちばん穏やかな朝」
2026/08/28 07:40
エピローグ「課金が足りない人生だけど、悪くない」
2026/08/29 07:40