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『俺を嵌めた相棒が、異世界で敵国の宰相になっていた ─ 戦略コンサルタント、銀貨五枚で王国を買う』

作者:MU
最終エピソード掲載日:2026/08/26
深夜、空のオフィスで、書きかけのメールを打っていた。

戦略コンサルタント・高木稜、四十二歳。その日、十五年の相棒・神崎玲に偽造証拠で嵌められ、会社を追われていた。気がつけば、見知らぬ路地裏に立っていた。

──異世界、アウレリア王国。
千年前に隣国ハーゲン帝国に敗れ、属国として生きてきた小さな国。毎月、民は徴用令で鉱山へ送られ続けてきた。属国条約の更新が、半年後に迫っていた。王宮の広場で、若き王レオンは、三日眠らずに動けずにいた。署名しても、拒んでも、国は壊れる。

稜は、広場に割り込んだ。
「陛下。──三つの案を持ってくる参謀を、信用してはいけません」

契約料、銀貨五枚。こうして稜は、アウレリア王国の参謀となった。
王女セレネ、書記官助手ロッテ、冥書庫の少年クロヴィス、元傭兵ブラン。四人の若き弟子と共に、稜は千年の条約の、書き直しを始める。

契約の翌月、深紅の封蝋の書状が届く。
差出人は──ハーゲン帝国宰相、神崎玲。
前世で、稜を嵌めて、葬った男。

「青の街道の村、月影亭にて、お待ちしております。
──稜。この世界でも、逃げるなよ」

二人の参謀の、千年を巡る対局が、始まる。
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エピソード 101 ~ 130 を表示中
【第三部】【第一章】アウリオンの二つの旗、王の覚悟
母の食堂
2026/07/30 20:40
王、議会で語る
2026/08/01 20:40
【第三部】【第二章】千年前の三人、八十年の老人
神崎の夢
2026/08/02 20:40
五十年目の手紙
2026/08/03 20:40
八十年の老人
2026/08/06 20:40
千年前の三人
2026/08/07 20:40
【第三部】【第三章】五家・商人・若き異邦人、トレスト家の終焉
【第三部】【第四章】一年後の世界、神器の最終起動
【第三部】【最終章】千年の書き直し、新しい千年の始まり
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エピソード 101 ~ 130 を表示中
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