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シリウスが見ていた

作者:國生さゆり
最終エピソード掲載日:2026/09/04
戦国の世を生きた織田信長の側室・吉乃に、罰を当てられた男がいた。

その罰とは、同じ一日を繰り返すことだった。

ところが男は、それを喜んだ。

「なぜじゃ?」

吉乃が呆れて尋ねると、男は晴れやかな声で答える。

「何が起きるか知っておいた方が、安全安泰だからだよ。雨も降らないし、ワイシャツにアイロン掛けする煩わしさもないし」

男は、世間を愚痴り、人を愚痴り、会社を愚痴りながら生きている。
何事にも深入りせず、誰にも期待せず、自分からは一歩も踏み込まない。そうしていれば傷つかないし、失敗もしない。

そんな男に、後輩ができた。
気になる女性が現れた。
そして、四百年以上も昔を生きた女から、何度も叱られるようになった。

変わらない毎日を望んだ男が、人と関わり、傷つき、笑い、誰かを大切に思いながら、少しずつ「生きる」ことを体感してゆく物語。

『シリウスが見ていた』

本作は『カオス・ある会社員の告白』を改稿した作品です。
シーン1 見られていた男
2026/08/24 14:30
シーン10 ホントですか?
2026/08/28 15:01
シーン17 若きエースの横顔
2026/08/30 13:39
シーン25 この私だからだ。
2026/09/03 19:56
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