青の年代記〜転生後、山奥で仲間とひたすら修行した少年が、いつか英雄になる話〜

諜報機関のエージェント山村良（やまむらりょう）は、人生に深い悔恨を残したまま死んでしまう。その深い悔恨に満ちた魂は、放っておくと悪しき存在となって世に災をなすレベルだったので、女神は転生させて、適任と思う老爺にその魂を導かせることにした。

山村の哀れな魂は異世界に転生したが、赤子のまま。リョウに唯一残っている記憶の残滓は強さへの強烈な渇望のみ。人里離れた山奥で、武術の達人爺ちゃんにどんなふうに育てられていくのか。その中で誰と出会い、どのような将来に向かっていくのか。

生き様で後悔したくない主人公が、とにかくひたむきに生きていきます。その生き様が周りの人間に刺激を与えていき、つられてみんなが頑張っていきます。その相乗効果で、みんながいい感じに、ほのぼの幸せになっていくような、そんなお話です。
※初期は、地味な武術の訓練風景や、日常生活描写が多めです。主人公たちは、日々少しずつ年齢を重ねていきます。成長してからは、うねる戦乱の時代に巻き込まれていきます。