超時空戦艦・俺《その真価は超絶的武装の数々……の筈なのに発動条件がトンマ過ぎて全くお話にならないので、どんな相手がやって来ても全長３０キロメートルの圧倒的な質量差で軽く捩じ伏せた方が楽だし圧勝でした》

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宇宙戦艦の船首人形(フィギュア・ヘッド)として異世界にチョロッとはみ出している主人公、一・一(イチ・ハジメ)はただ苦笑いするしかない超越者的基礎体力及び防御値と、超時空戦艦の万能機能発動の条件はハジメが様々に演じ分ける、波瀾万丈な茶番劇の結果次第のバカバカしさを併せ持ったチート殺しのただのヒト。神様が公務員並みにウジャウジャ居る異世界《星降る地》を舞台に、時に爆裂殺戮譚あり時には悲喜こもごもな人情劇ありのコメディ的稲村ワールドですが、何か？　　舞台は転移者が越境労働者並みに存在し、亜人種人外から魔族魔神に至るまでシレッと出てきます。食事風景はカロリー度外視ダイエット？何それ意味あるの？的な爆盛り肉増し増しなジャンキー風でも野菜も入ったヘルシーな飯テロ含有率高し、酒盛りすればついつい肉林に向かって走りそうになります。しかしもちろん安心安全年齢層考慮です。残酷描写は多発しませんが……まぁ、それなりに。それとチートを持った異能力者は人間だけではありません。つーか、何で都合良く主人公だけが優遇されてんの？世の中そんなに甘くないっつーの(笑)。　　今作品最大の見せ場「茶番劇」はタイトルに超時空戦艦と表記されている回に有りますが、あくまで目安＋出てきても空振りしちゃうかもしれませんが、チートはそんなに甘くありません。ちなみに茶番劇こそ今作品最大の見せ場かもしれませんが、そんな回ではヒロイン等が興奮のあまり髪を振り乱して絶叫したり、やや壊れたりします。