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桜のチーズケーキ ~君と過ごした、桜色の日々~

作者:雪樹
最終エピソード掲載日:2026/06/24
パティシエを引退した両親から店を受け継ぎ、中尾ヒカルは神戸の街でパティスリーをリニューアルオープンさせる。
アルバイトの優里と共に、店を切り盛りする日々の中、英会話教室を営む美しい女性・さくらが客として現れる。
ヒカルの作るスイーツに魅了されたさくらは、次第に店に足繁く通うようになり、やがて優里の卒業をきっかけにスタッフとして働くようになる。
趣味や価値観の合う二人は、同じ時間を重ねるうちに、少しずつ惹かれ合っていく。
しかし、ヒカルが自分の想いを伝えた瞬間、さくらは突然倒れ、意識を失ってしまう。
その原因は――
「愛」という感情を受け入れたことで、処理能力を超え、再起動が必要になったためだった。
さくらは、人間でもなく高度な感情学習型AI。
偶然その場に駆け付けたのは、看護師となった元アルバイトの優里だった。
彼女の救護によって、さくらは目を覚ますが、一度でも不具合を起こしたAIは危険物とみなされ、国の規定により回収される運命にあることをヒカルは知る。
―さらに明かされる真実
さくらを救おうと奔走する優里自身も、またAIだった。
人間とAI。愛と規定。
守るべき存在と選択の自由。
2046年の神戸を舞台に、三人が選ぶ未来とは何か。
これは、桜色の記憶を抱いて歩く、愛の物語。
第一章 はじまりの厨房
第二章 客としての彼女
第三章 距離の測り方
第四章 揺れる平衡
第五章 崩れた甘さ
第六章 目覚めの前に
第七章 水面化の真実
第八章 選ぶ未来
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