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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

僕がずっと死にたかったのは。

作者:青山葵
僕は、幼い頃から何故か人の感情が色として見えた。

境遇、過去の暴力、トラウマ、見える色、女性不信で人生を諦めかけている高校3年生の僕は、偶然クラスの顔合わせ期間の時に休んでいた後ろの席のクラスメイトにプリントを届けることとなった。そのクラスメイトは派手な格好をしている金髪の女性で、僕の見ている世界とは真反対の人間だった。だけど彼女は僕の荒んだ心に意図も簡単に土足で踏み込んできた。

まるで僕と同じ事を思っているかのように。

彼女──岩海茉姫奈(いわうみまきな)は、死にたいと願い、灰を被っていた僕の心を少しだけ楽にしてくれた。

彼女の放つ“色”に憧れ、彼女と過ごした時間の中で、僕はまだ生きたいと思ってしまった。

僕がずっと死にたかった理由、生きる事の意味意味、人生の全てを、彼女との時間で教わった気がした。

これは、僕が茉姫奈に魅せられた、彼女と僕との、何処にでもある、でも何処にもないちっぽけな恋の話だ。




感想、誤字脱字、レビュー何時でも大歓迎です
よろしくお願いします
序章
灰被り
2022/06/07 14:10
第1章 青き春
青き春・1
2022/06/13 14:03
青き春・2
2022/06/20 17:04
青き春・3
2022/06/27 10:44
青き春・4
2022/07/03 13:45
青き春・5
2022/07/11 13:04
青き春・6
2022/07/15 14:07
青き春・7
2022/07/23 00:45
青き春・8
2022/07/30 21:33
青き春・終
2022/08/05 12:54
第2章 白き夏、黒き影
白き夏、黒き影・1
2022/08/10 20:41
白き夏、黒き影・2
2022/08/18 14:34
白き夏、黒き影・8
2022/10/05 16:56
白き夏、黒き影・9
2022/10/13 11:46
白き夏、黒き影・10
2022/10/19 11:38
白き夏、黒き影・11
2022/10/26 10:47
白き夏、黒き影・終
2022/11/06 10:02
第3章 秋、絡繰
秋、絡繰・1
2022/11/16 16:17
秋、絡繰・2
2022/11/24 11:45
秋、絡繰・3
2022/12/05 11:46
秋、絡繰・4
2022/12/13 07:03
秋、絡繰・5
2022/12/21 08:43
秋、絡繰・6
2023/01/04 09:33
秋、絡繰・終
2023/01/12 09:15
最終章 僕がずっと死にたかったのは
終章 幸せ
幸せ・1
2023/03/07 10:42
幸せ・2
2023/03/12 15:05
幸せ・終
2023/03/15 09:22
あとがき
あとがき
2023/03/18 15:50
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