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この作品には 〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。

忘却少女と嘘つき世界~記憶喪失少女は激つよ皇女様の護衛になって記憶を取り戻します~

作者:ミンミン
最新エピソード掲載日:2026/10/25
 記憶もなく、帰る場所もない。そんな私を『聖域』で拾ってくれたのは、アルシーヴ帝国の皇女クリスティアーネ・メモリア・フォン・アルシーヴ――クリス様でした。

 目覚めてすぐの私は、自分が何者なのかも分からず、しかもうまく言葉も出せない無口な少女でした。正直、かなり怪しいです。しかし私の主であるクリス様は、そんな私にアデルという名前を下さり、帝国に連れ帰ってくれたのです。

 聖域から連れ帰られる道中、『魔獣』と呼ばれる存在の襲撃がありました。私はとっさにクリス様をかばおうとしたのですが、クリス様はその魔獣を一蹴! そう、私の主であるクリス様は激つよな皇女様だったのです。

 帝都に着いてからは激動の毎日です。クリス様に憧れて魔法の適性検査を受けたら、歴代最高の数値を叩き出して周囲にドン引きされたり、貴族の権力争いから守るための口実として、専属護衛に指名されたり……あげくの果てには身分がないからと、なぜか武闘大会に出場させられたり(しかもクリス様のスパルタ特訓付き!!)。

 ……正直戸惑うことばかりの毎日です。しかも私、結構なポンコツだったらしく、行く先々でクリス様に怒られたり、呆れられたり、世話を焼かれたりしています。

 ポンコツなりに頑張って武闘大会を勝ち抜いて、無事にクリス様の専属護衛にふさわしい実力を示し、護衛に任命された私。しかし、その任命式は突如現れた獣人族の襲撃と、帝国最高戦力『七星玉座』の第一星の圧倒的な力によって中断されてしまいました。武闘大会でも感じたけど、強い人はたくさんいる。クリス様を守れるように強くならなくちゃ! そう気を引き締めた私は、クリス様のもとへ駆け寄りました。そこで私を待っていたのは、

 「今日から私の部屋で一緒に寝なさい」というクリス様からの同棲命令で———!?
 
 「アデル、あなたのことは私が守る。だからあなたは私のそばで記憶を取り戻しなさい」

 世間では冷徹と噂されるクリス様。そんなクリス様が見せる、過保護でやさしさにあふれた瞳。私はこの人のもとで自分が何者なのか探っていくと決意しました。

 しかし、私の『失われた記憶』の意味について、私はまだ何も知りませんでした。
    
※カクヨム様でも連載中です
アルシーヴ帝国編第一章:出会いと目覚めの花畑
アルシーヴ帝国編第二章:仮面と誓約の武闘大会
アルシーヴ帝国編第三章:白金と動乱の護衛任命式
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