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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

転生邪神とクソ女神

作者:梓川澪
最新エピソード掲載日:2026/08/25
拝啓、汚物より腐っている性悪なクソ女神……失礼、慈愛あふれる神聖な女神様、私は現在女神様の身勝手で恥知らずな行いにより、異世界で邪神をやっています。

そんな恨みと敬意を込めた文章を手紙に綴った男、ノワールは邪神である。いや、正確には転生をして邪神となった、元人間だ。口先だけは立派なクソ女神の都合で殺され、身体を邪神に改造されて、ノワールは異世界に転生させられる……厚かましいことに、とある頼み事付きで。

女神に寿命の概念は無い。端的に言って暇だった。それはもう、片手間に異世界の〈魔王〉を扇動して、人類と意図的に戦争を起こさせたりする位暇だった。他にも女神が編み出した暇潰しはある。それなりに長時間楽しめた遊びは、世界の秩序を守る〈神族〉と、世界を滅ぼす災厄〈邪神族〉の全面戦争だ。それを画策して、うっかり星が消滅しそうになったのは、実に良い思い出である。しかし、定型化した遊びは飽きが来るもので……女神は戦争を誘発しようが、人類を弄ぼうが、何も感じない身体になってしまった。そこで自己評価の高いクソ女神が考えたのが、不確定な存在――つまり、イレギュラーの介入だった。

その男、灰(かい)を殺し〈邪神族〉に転生させ、ノワールという個体名と〈勇者〉や〈魔王〉をも凌駕する強大な力を授ける。頼み事とは名ばかりの脅迫めいた要望「私の都合の良い傀儡として異世界レネイストに転生し、そのつまらない世界を愉快で陰惨な遊戯の舞台に変貌させろ」と。

灰(かい)本人の望まない形で、世界を滅ぼせる程の凶悪な力と、寿命といった概念の存在しない不老の身体を手に入れてしまい、女神と交わした誓約のもと、何も知らない馴染みのない異世界で生きる事となった。

女神の我儘で転生させられたノワールは、しかし邪神となったことで〈魔王〉や〈勇者〉、それから女神の蛮行を知った〈神族〉に命を狙われて――。
その果てには、数多ある世界の秩序を管理する機関にさえ、見に覚えのない濡れ衣を着せられることに。
これは、そんな性悪で意地汚い女神様と、狂人で偽善者な邪神の異世界物語である。

※この作品は、小説投稿サイト「カクヨム」様にも掲載しています。
黎明に目覚める虚無の巫女編
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2026/02/23 22:27 (改)
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2026/02/25 23:27 (改)
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