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転生邪神とクソ女神  作者: 梓川澪
黎明に目覚める虚無の巫女編
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第1章 第36話 性悪な女神様

 嗜虐的な笑い声が響いている。

 それは女性であり、狂気と偏愛が入り混じった歪な笑い。

 何か大声で叫ぶようにして、女性が訴えている。

 同時に、僕の身体を衝撃が襲った。


 ――バチンバチン。


 と、断続的な痛みに見舞われる。

 そこで、僕は気が付いた。

 頭の上で両腕を縄で縛られ、天井から吊るされる形にされている。

 痛烈な衝撃は、眼前にいる女性が振るう鞭によるもの。


『どういうプレイかな』


 僕は率直な疑問を口にしようとするが、それは言葉にならなかった。

 発声が出来ない。

 紛れもない自分の身体だというのに、口が動かせない。

 その間も、女性は鞭を振るい続ける。

 脳は回転しているが信号を送れない僕は、ただ痛みを耐えるだけだった。


 僕は呻きを堪えながら、女性を盗み見る。

 こんな特殊な行為を犯しているのは、どんな人物なのだろう。

 それを視認しようと思ったのだが――。

 女性の全身に、黒い濃密な靄がかかっていて、容貌が分からなかった。

 しかし何故だか、その者が女性であるといった事だけは感じ取れた。


 尚も、女性は狂った笑いに叫びを重ね、僕に鞭を打ち付ける。

 耳も機能していないのか、女性の声も聞こえない。

 熱烈な訴求が、無情に伝わってきた。


 ――バチンバチン。


 振るわれる鞭に、身動きの取れない僕は、宙で揺れるだけしかできない。

 普通に痛い。

 衝撃の後に、遅れるように痺れが走る。

 僕は〈邪神族〉だが、痛覚はある。

 心臓を抉られようと、脳を潰されようが死にはしないが、相応の痛みは感じた。


『――そうだ……僕は〈邪神族〉ノワールに、転生をしたんだった……』


 僕は思い出す。

 意識を巡らせた。


『転生をして、それで……〈邪神族〉に転生をしたせいで、管理者の閲覧会(アグレスタ)に濡れ衣を着せられて……そのあと……』


 段々と僕は記憶が判然としてきた。

 女神メノア様の力で、僕は〈勇者〉カインから、〈邪神族〉ノワールに転生をした。

 将来的に女神の聖杯機(ヴィルスレイナ)を破壊する災厄、《星を喰らう獣(ストイタス)》になりえる危険性があり、管理者の閲覧会(アグレスタ)に執行されかけた。


 創造主のメノア様にも裏切られ、しかし《虚無の巫女》としての役割を放棄したメノア様が、執行者カノンの魂を凍らせたことで、僕は執行されなかった。

 と、僕は直近の出来事を思い返す。

 そして、分かった。


『……これは、夢か』


 現実ではない。

 夢だ。

 それも、良い夢ではないだろう。

 悪夢の類だ。

 メノア様の《次元歪曲(ディシス)》で、女神の聖杯機(ヴィルスレイナ)からレネイストに転移をした僕たちは、『竜脈(りゅうみゃく)の畔』に戻った。

 指定した転移先の座標が、そこだった。


 星灯録(せいひろく)教会の〈聖女〉セラスとの戦闘で壊れた一階のフロントを復旧していた、『竜脈(りゅうみゃく)の畔』のバーテンダー、ヴェノムの好意で新たな客室を用意してもらい、そこで夜を明かした。


『こんな嗜虐的なサービス、頼んだっけ……』


 僕は特に、要望はしていなかったと思う。

 責任者のローズ個人の客という形になっていたので、宿泊代も払っていない。

 宿屋によっては、そういう淫らなサービスを、《魔法》を駆使して提供している店舗もあるようだが、『竜脈(りゅうみゃく)の畔』は、健全な安宿だ。

 表向きは、だけど。

 夢だと分かったので、僕は安堵する。


 ――良かった。


 いきなり、縛り上げられて鞭打ちにされる状況に困惑したが、これは現実に起きている事ではない。

 感じる痛みも幻だ。

 実際、僕の身体には傷は付いていない。

 目が覚めたら、忘れよう。

 きっと、転生をしてから度重なる災難のせいで、知らないうちにストレスが溜まっていたのかもしれない。


 女神ベルザには実力を試され、〈聖女〉セラスには貞操を奪われかけた。

 挙句、《星を喰らう獣(ストイタス)》という冤罪で、管理者の閲覧会(アグレスタ)に執行されるところだった。

 自分でも気付かない間に、精神的に負担が蓄積していたのだろう。

 少し休養したほうがいい。


 問題が片付いたわけではないが、何も早急に対処を考える必要もない。

 幸い、管理者の閲覧会(アグレスタ)のカノンは魂を凍らされ、眠りについた。

 当分は凍結したままだ。

 管理者の閲覧会(アグレスタ)は、カノンの他にもいるようだが、即座に刺客が来るとも思えない。

 いずれは、カノン以外の席次と相対する事態になる。

 だが、休息を取るだけの猶予は充分にあった。

 休めるときに、体力を回復させておきたい。

 〈邪神族〉とはいえ、疲労はある。


 ――なので。

 さっさと、この狂った悪夢には覚めてもらいたい。


 ――バチンバチン。


 と、女性の気が済む様子はない。

 何度も鞭が振られる。

 夢だと認識したので、衝撃があるだけで痛覚に変化は生じなかったが、この無為な時間は些か億劫だ。

 いつになったら、終わるのだろう。

 自力で現実に戻れるかな。


 ――うん。

 やってみよう。

 僕は覚醒するよう、脳に伝達してみる。


『起きろー』


 …………。


 駄目だ。

 起きれない。

 諦めよう。

 夢が覚める気配が無かった。

 これは、もう鞭打ちが終わるまで待つしかない、そう思った。


 ――しかし。


『……ん?』


 僕は視界の端、女性の斜め後方で動いたそれを、反射的に目で追った。

 濃縮された黒い靄が広がる悪夢の世界に、銀雪が煌めいている。

 見覚えのある色彩だ。

 他でもない、メノア様の長髪。

 僕が目を凝らすと、輪郭がはっきりとしだした。

 そして、僕は呆れた感想を吐露する。


『何してるんだ……あのクソ女神……』


 その女神様は、鞭を振るう女性の後ろで、奇天烈な踊りを。

 いや、舞いかもしれないが、無駄にキレのある動作で披露していた。

 バニーガールの衣装で。

 なるほど、これは確実に夢だ。

 間違いない。

 僕は事実を再認識しながらも、踊るウサギさんを注視する。

 盆踊りのような動きから、タップダンスをしたかと思うと、海老反りをした体勢で奇声を上げた。


『……こわ』


 僕は密かに戦慄する。

 夢なのは分かっているが、恐ろしいものを見てしまった。

 鞭打ちとは別種の悪夢だ。


『女神様には言わないでおこう……うん、そうしよう』


 その方がいい。

 流石の厚顔無恥なメノア様も、恥をかいてしまうかも。


『――何を、かな?』

『……え』


 悪夢の世界にいた僕は、意識を靄で包まれる。

 鞭を持った女性や、奇声を発するバニーガール姿の女神様が闇に掻き消えた。

 次第に眩しい位の光に照らされて――。


「おはよう、ノワール君。良い夢は……見られてはいなさそうだね、残念なことに」


 僕の意識が覚醒する。

 天井の古びた木目が、視界に映った。

 首を動かすと、シングルベッドの脇に置かれたチェアに腰掛ける人物がいた。

 この『竜脈(りゅうみゃく)の畔』の責任者にして、武器商人の組合『狂笑会(きょうしょうかい)』の首席、ローズだ。

 膝の上には厚みのある本があった。

 僕が起きるまで、読んでいたのかな。


「おはよう、ローズさん。色々と悍ましい睡眠だったよ、うん」


 緩慢に身体を起こす。

 寝て疲れは取れた筈なのに、頭が重い。

 件の悪夢が原因だろう。

 酷い光景だった。


「快眠できたようで何よりだね、少年。宿泊客が首吊りをした部屋を紹介して良かったよ」


 と、ローズがチェアから腰を上げる。

 壁際に歩いていき、備えられた窓のカーテンを開けた。

 明るい陽光が室内に差し込む。

 僕は右手を顔の前にやった。


「……初耳だね。出来れば、泊まる前に言ってほしかった。おかげで、酷い悪夢を見る羽目になった」

「あれ……? 言ってなかった? ヴェノム君が伝えていたと思ってたんだけど……」


 ローズが、こちらを振り返る。

 その目に悪意は無かった。

 僕は伸びをしてから言う。


「知らないね。日当たりの良い部屋、としか聞かされていないよ。首吊りの話すら出てない」


 『竜脈(りゅうみゃく)の畔』に転移をした僕は、案内されるがまま部屋に入った。

 道中、ヴェノムと雑談もしたが、そんな悲惨な事件は挙がっていない。


「……でも、日当たりは良い部屋だろう?」

「そうだね。悪夢を見た朝には最適な日差しだ」

「喜んでもらえたようで、私としても嬉しいよ、少年」


 ローズが目を細めて笑う。

 用事は終わったのか、そのまま部屋の扉に向かった。

 僕の起床を確認しにきただけのようである。


「朝食は、どうする? いま、丁度材料を切らしていてね。軽い食事程度しか、出せないけど……それでも良ければ作るよ、ヴェノム君が」

「ローズさんじゃないんだ」


「私は責任者であって、料理人ではない。まあ……武器商人と料理人、二足のわらじも面白そうではあるけど……私には向いてないと思うな」

「何事もやってみないことには分からないよ。もしかしたら、それがローズさんの天職になるかも」


 ――あはは。

 ローズが笑い、扉の取っ手に手をかけた。


「――だといいね、うん……来世は……いや、時間があるときにでも、挑戦してみようかな。料理は嫌いじゃないしね。手先を使う作業は、昔から得意なんだ」

「へー」


「日常的に生きた人間の身体を、かっ捌(さ)ばいたりしているからね。親には目玉の刳り抜き方を褒められたよ」

「そうなんだ」


 僕は床板(フローリング)に素足をつける。

 木造のひんやりとした冷たさが伝わった。


「少年が良かったら、今度見せてあげるよ」

「楽しみだな。遠慮させてもらうね」

「そっか。じゃあ、今週末にでも私の邸宅においでよ。きっと、素敵な休日になる」

「うん、そうだね。いまから待ち遠しいよ。朝食に肉は入れないでね」


 僕はベッドから腰を上げる。

 身体を捻って解(ほぐ)すと、眼鏡の位置を調整した。


「少年はベジタリアンなのかい?」

「別にそういうわけではないけど……朝に肉っていう気分じゃないんだよ」


 ふーん、とローズ。

 扉を開ける。


「……まあ、食の好みは自由だけど、子供の頃から好き嫌いをしていると、大人になってから苦労するから、気を付けてね」

「それは、実体験?」

「いいや……? 私は肉を切るのも食らうのも、どちらも大好物さ」


 ローズが艶やかに、怖気を誘うような流し目を向ける。

 去り際の彼女の背中に、僕は言った。


「今回の件は、一つ貸し……ってことで、いいのかな」

「何の話だい……?」


 ローズは背中を向けたままだった。

 穏やかな口調で僕は続ける。


「僕とエレン君を置いて……捨て駒にして、自分だけ《次元歪曲(ディシス)》で逃げたじゃないか。忘れたとは言わせないよ」

「……そういえば、そうだったね。うん、すまなかった……これでいい――っ!?」


 相手の顔を見ずに、適当な謝罪で済ませようとするローズ。

 その背後に音を立てず寄った僕は、彼女の背骨に暁灯瑠刀(きょうひるとう)フォルラリスを刺した。

 大太刀は折れた状態。

 まだ直してはいない。


「貸し、ってことでいいよね、ローズさん……?」


 僕は暁灯瑠刀(きょうひるとう)フォルラリスの柄を、グッと押し込む。

 欠けた刃の部分が体内に入り、ローズが僅かに呻いた。


「意外と強引だな、少年……もう少し、奥手だと思っていた……っ!」

「僕は傍観主義だからね。基本的に物事に興味関心は抱かない……だけど、降りかかる火の粉を払う位はするよ」


 脂汗を浮かばせ壁に手を突きながらも、戯けた返答をしたローズ。

 僕は暁灯瑠刀(きょうひるとう)フォルラリスを持った手首を捻り、ローズの体内を刃先で捻じった。

 悲鳴を上げないのは、なかなかの胆力だが、凄絶な痛みを感じているだろう。


「ローズさんは言ってたよね。無限という概念に勝てない、と」

「……言ったかな……そんなこと」

「うん。セラスと戦った直後、ローズさんと出会ったときに」


「……覚えていないな。私、忘れっぽいところが、数少ない短所なんだよね」

「ローズさんの良し悪しは、どうでもいいけど……アレの解答をしていなかったと思ってね」


 刺された傷口から血が流れる。

 ローズが身に纏うチャイナドレスに染みができた。


「僕に概念なんて些末なもの、関係無いんだよ。そもそも、貴方は前提を履き違えている」


 ローズが横顔を向けた。

 困惑が浮き出ている。


「僕は……理、秩序、摂理……それからローズさんが言っていた概念、そういった枠組みの外に存在している。だから――」

「――ッ!」


 ローズを壁に押しやる。

 壁に手を突き、口端から血を垂らした彼女に告げた。


「僕には説得も脅迫も通用しない。悪魔だろうと神だろうと、何者も僕を縛る事は不可能だよ」

「度を超えた反抗期……かな……?」

「どうだろうね。僕より、話の分かる子供もいないと思うよ」

「だといいけどね……」


 ――ゴホッ。

 と、ローズが血塊を吐き出す。

 額に脂汗を流しながら、口を開いた。


「……じゃあ、そんな話の分かるノワール君は、私に何を求めているのかな。言ってみなよ」


 僕は瞬き一つ。

 刺した暁灯瑠刀(きょうひるとう)フォルラリスを抜いた。


「アガ――ッ」


 ローズが喉に溜まった血を吐いた。

 よろめき、壁に手を当てる。

 そこらの刃物なら《魔法》で治癒可能だが、暁灯瑠刀(きょうひるとう)フォルラリスで負った傷は、簡単には治せない。

 壁によりかかるローズに、要求を言った。


「便宜を図ってほしいんだ」

「……便宜?」

「うん」


 僕は首肯して、暁灯瑠刀(きょうひるとう)フォルラリスを鞘に収める。

 そして、両掌を合わせ続けた。


「これから、神都アリオンで当分の間、生活することになると思うんだけど……それには、どうしてもお金が必要になる」


「私のヒモにでもなるつもりかい?」

「違うよ」

「何だ、残念。歓迎したのに」


 それも愉快だが、僕が求める要求とは少し違う。

 僕は簡潔に伝えた。


「日銭を稼ぎたいから、その為に冒険者ギルドに話を通してほしいんだ。ローズさんの伝手なら、容易でしょう?」

「……なるほどね。冒険者になって、この都で生活をする、と」

「うん」


 ――あははっ。

 ローズが汗ばんだ表情で笑った。


「管理者の閲覧会(アグレスタ)の執行対象にされている邪神が、暢気に下界で冒険者の真似事か……それを知ったら、あの偽善者集団も仰天するかもしれないな……嗚呼、実に面白い選択だよ、少年」


「気に入ってもらえたようだね、ローズさん。承諾ってことで、良いのかな」

「勿論だよ、少年。そんな稚拙で阿呆な、おままごと……乗っからないのは、商人として物事を見極める目が無いも同然だ」


 ――おままごと。


 間違ってはいないかも。

 僕は現在、管理者の閲覧会(アグレスタ)の執行に認定されている。

 しかし、その上で神都アリオンで、これから冒険者になり生活を送る予定でいた。

 日常生活を営むのに必要な金銭を得るのが目的でもあるが、純粋に探究心もあった。

 冒険者といった職業を、体験してみたい気持ちが芽生えている。


 前世では〈勇者〉をやっていたが、冒険者になったことは無かった。

 転生をしたいま、冒険者として生きるのも悪い選択肢ではないだろう。


「――良いだろう、少年。神都アリオンのギルドには、私から伝えておこうじゃないか。あそこのギルドマスターとは旧知の仲だ」


「助かるよ、ローズさん。流石は『狂笑会(きょうしょうかい)』の首席様、顔が広いね」

「思ってもいない世辞はやめたまえ。私が広いというより、君の交友関係が狭いだけさ」

「そうかも」


 僕に友人と言える人物は、極僅かだ。

 それも僕が思っているだけで、向こうからすると他人でしかないかもしれない。

 悲しいものだ。


「急ぎなら、この後連絡を取ってみて、明日にでも返答するけど……少年、今日の予定は?」

「少し手紙を書きたいんだよね」

「手紙……?」

「うん。生き別れた最愛の想い人に向けて、ね……」


「それは……うん、きっと喜ぶだろうね。気持ちを込めて書いてあげなよ?」

「勿論、僕の飾り気のない素直な思いを綴るつもりさ」


 僕は爽やかに笑ってみせる。

 傷口を抑え、ローズは扉を跨いだ。


「じゃあ、また後で……ギルドマスターの都合によっては、明日以降になるかもしれないけど……」

「構わないよ。僕には時間が無限にある」

「あれ……? 無限という概念には囚われていないんじゃなかった?」


「覚えてないよ、そんなこと。僕も忘れっぽいんだ。昨日の晩御飯も覚えてない」

「少年、君も大概適当だね。ちなみに、私はハンバーグだったよ」

「良いね、美味しそうだ。僕は蜂蜜を塗った……パンだったかな」


 それを聞いて、ローズの口角が上がる。

 静かに扉が閉まって――。


 僕は部屋に置かれたデスクに腰掛ける。

 《異空間収納(ディートファスト)》から紙と羽根ペンを取り出し、異界にいる最愛のクソ女神様に向け、いまの心境を書き綴った。




 拝啓、汚物より腐っている性悪な女神様。

 私は現在、〈邪神族〉に転生をして、異世界レネイストで生きています。

 転生をした翌日の朝方に見た悪夢には、バニーガールの格好で踊り狂いながら奇声を上げる女神様が出てきました。

 形容しがたい気持ち悪さでした。

 流石としか言えません。




 手紙の始まりは、こんな感じで良いだろう。

 僕が鞭を打たれていたのは、黙っておいた。

 話せば嘲笑されるのが目に見えている。

 都合の悪い情報は与えないほうがいい。

 僕は羽根ペンを回すと、手紙の続きを考えたのだった。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

これにて本作の第1章:『黎明に目覚める虚無の巫女編』は完結となります。

次章も既に執筆を始めており、書き終わり次第投稿をする予定です。

それにあたりまして、第2章の前に間話を挟みたいと考えています。

間話の内容としましては、〈魔王〉たちの密談といった話になります。

第2章にも関わる重要な場面ですので、是非とも読んでいただけたらと思います。

以下、次章以降に関する告知です。

この後書きの場を借りて、お伝えさせてもらいます。

まずは、次章の題名から。

次章となる第2章は『神を滅ぼす機巧人形』に決定しました。

詳細な、あらすじなどは間話の最後に記載する予定でいます。

新章の開始まで、楽しみにお待ちしていて下さい。

改めて、第1章の最終話までお付き合いしていただき、ありがとうございました。

これからも本作を、ノワールとメノアを見守ってもらえると嬉しいです。

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