表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約3年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

異世界に転移した弱気魔法使いは吸血鬼の下僕になるそうです

作者:ジャスミン茶
 ある日、僕とクラスメイトは突然、小説やゲームのように剣や魔法、モンスターが存在するファンタジー世界のある王国に呼ばれて異世界に来てしまった。救世主と呼ばれた僕達が元の世界に戻る方法は魔王を倒す以外に方法は無かった。クラスメイトはそれぞれ帰りたいと悲しんだり小説みたいと喜んだりとしたが僕は何処の世界でも同じ、何もない存在なんだと思った。


 その思いはやっぱり正しかった。
 異世界転移によりクラスメイトは誰もが特別なスキルを所持していた。
 僕以外は……。
 クラスメイト、それぞれが持っているスキルを僕はスキルを持っていなかった。それどころか、この世界はスキルが重要視され、普通の人が簡単に手に入れるスキルさえも僕は手に入らなかった。スキルを持っていない僕を誰も必要としなかった。
 その上、僕は魔法使いなのに魔法も使えなかった。
 そんな僕にクラスメイトは憐みを浮かべ、何人かは僕をスキルの練習台にした。僕達を救世主と呼んだ王国の人も僕を使えない存在、お荷物であると陰で口にする。
 それでも僕はスキルの事を学び、薬や戦い方を王国にいた一人に教えてもらっていた。


 そんな中、クラスメイトのある一人の女子が魔王の配下に殺された。そのの死により、元の世界と同じように復活の呪文が無い……死んだら生き返られない世界、リアルだと僕を含めたクラスメイトは改めて理解した。それにより、今まで一緒にいたクラスメイト達はそれぞれの考えで分裂した。
 僕は臆病者だから殺された女子の敵討ちに参加せず、王国から逃げた。



 その後、僕は冒険者になり、ある町に居住しながら日々を過ごし三年後、親友と再会する。その日、僕はあるペンダントを拾う。
 そして、ペンダントに導かれるように恐ろしさを感じるがとても美しい少女に出会う。


 だけど、その少女は……吸血鬼だった。
 その少女に僕は血を吸われ、彼女の仮下僕となった。


 彼女のわがままや乱暴に振り回される。でも、どこか彼女に必要とされて喜ぶ自分がいる。
 
 しかし、そんな僕に親友の死が訪れ、悲しみが、怒りが、復讐心が生まれる。
 


これは、僕が異世界に転移しても脇役の僕が、吸血鬼の彼女と出会い、旅をして、真実を知る。
記憶の無い少女とその少女の下僕の青年の旅の物語。
僕と彼女と終焉の話。


6月6日に題名少し変えました。
最初へ 前へ 次へ 最後へ
エピソード 1 ~ 100 を表示中
第一章 雪が降る夜に咲くユリ
プロローグ
2019/05/20 15:03
ペンダント
2019/05/22 13:04
スキルで見ても分からない
2019/05/23 10:07
スキルは
2019/05/24 21:43
止まらない言葉
2019/05/25 22:49
彼女と夢の中で
2019/05/26 17:27
僕に潜むもの
2019/05/27 16:22
栞とクエストとなぜ
2019/05/28 16:24
最悪なのはどっち
2019/05/29 11:37
2019/05/30 10:14
棺の中の彼女
2019/06/03 11:37
夢じゃない、吸血鬼の少女
2019/06/03 19:12
逃げられない。悪魔の笑み
2019/06/04 15:38
嫌なので
2019/06/05 11:56
気に入った
2019/06/06 08:49
分かりました
2019/06/07 18:27
元気のお昼
2019/06/08 23:40
彼女は意外と
2019/06/09 23:29
名は
2019/06/10 17:54
門の前でのカワイイ
2019/06/11 15:20
女々しいぞ
2019/06/11 16:23
これからどうする?
2019/06/12 10:53
ーギルドの揉め事ー
2019/06/13 08:41
噴水広場
2019/06/13 19:16
夕暮れのアメシスト
2019/06/14 19:15
変えてやる
2019/06/14 23:33
寝床=宿屋
2019/06/15 08:22
ご飯と捕食者
2019/06/15 10:13
結婚祝い
2019/06/15 12:43
薬作り
2019/06/15 16:17
夜の道
2019/06/15 16:47
屋根から屋根へ
2019/06/15 17:24
吸血鬼の影
2019/06/15 22:12
彼女と狼と殺戮
2019/06/16 10:34
残酷でも美しい
2019/06/16 11:07
再び、夢で
2019/06/16 15:09
朝の出来事
2019/06/16 16:19
仮下僕は眩しいと思った
2019/06/16 22:54
別のペンダント
2019/06/17 18:39
2019/06/17 20:56
店主は見た
2019/06/19 11:42
影と影の隣合わせ
2019/06/20 12:34
町長さんは怒っています
2019/06/21 19:46
噴水広場の優しい横顔
2019/06/21 21:36
汚い感情でも
2019/06/22 00:06
何度もありがとう
2019/06/22 10:01
アイスの疑問
2019/06/22 11:04
帰路の中、怒りについて
2019/06/22 17:59
ほっとく
2019/06/23 17:30
見とれてしまう
2019/06/23 21:41
淡々と話す
2019/06/23 23:54
走る中、脳裏に
2019/06/24 20:02
開けるな!
2019/06/24 22:53
ねぇ! 起きてよ
2019/06/24 23:20
諦めきれない。だって、
2019/06/25 16:25
悪夢の中の最悪は
2019/06/25 23:23
三日月と歩く者
2019/06/26 17:37
やっと、止まったのに
2019/06/26 21:06
事件と許せない
2019/06/26 21:54
ふざけるな
2019/06/26 23:43
外道が!
2019/06/27 10:58
そっちに
2019/06/27 11:58
悪魔、降臨
2019/06/27 13:35
彼女の代わりに
2019/06/28 18:22
姿なき騎士と姿ある下僕
2019/06/28 22:50
戦闘と逃避行動
2019/06/29 16:10
僕は告げる
2019/07/02 16:37
最初へ 前へ 次へ 最後へ
エピソード 1 ~ 100 を表示中
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ