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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約3年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

異世界に転移した弱気魔法使いは吸血鬼の下僕になるそうです

作者:ジャスミン茶
 ある日、僕とクラスメイトは突然、小説やゲームのように剣や魔法、モンスターが存在するファンタジー世界のある王国に呼ばれて異世界に来てしまった。救世主と呼ばれた僕達が元の世界に戻る方法は魔王を倒す以外に方法は無かった。クラスメイトはそれぞれ帰りたいと悲しんだり小説みたいと喜んだりとしたが僕は何処の世界でも同じ、何もない存在なんだと思った。


 その思いはやっぱり正しかった。
 異世界転移によりクラスメイトは誰もが特別なスキルを所持していた。
 僕以外は……。
 クラスメイト、それぞれが持っているスキルを僕はスキルを持っていなかった。それどころか、この世界はスキルが重要視され、普通の人が簡単に手に入れるスキルさえも僕は手に入らなかった。スキルを持っていない僕を誰も必要としなかった。
 その上、僕は魔法使いなのに魔法も使えなかった。
 そんな僕にクラスメイトは憐みを浮かべ、何人かは僕をスキルの練習台にした。僕達を救世主と呼んだ王国の人も僕を使えない存在、お荷物であると陰で口にする。
 それでも僕はスキルの事を学び、薬や戦い方を王国にいた一人に教えてもらっていた。


 そんな中、クラスメイトのある一人の女子が魔王の配下に殺された。そのの死により、元の世界と同じように復活の呪文が無い……死んだら生き返られない世界、リアルだと僕を含めたクラスメイトは改めて理解した。それにより、今まで一緒にいたクラスメイト達はそれぞれの考えで分裂した。
 僕は臆病者だから殺された女子の敵討ちに参加せず、王国から逃げた。



 その後、僕は冒険者になり、ある町に居住しながら日々を過ごし三年後、親友と再会する。その日、僕はあるペンダントを拾う。
 そして、ペンダントに導かれるように恐ろしさを感じるがとても美しい少女に出会う。


 だけど、その少女は……吸血鬼だった。
 その少女に僕は血を吸われ、彼女の仮下僕となった。


 彼女のわがままや乱暴に振り回される。でも、どこか彼女に必要とされて喜ぶ自分がいる。
 
 しかし、そんな僕に親友の死が訪れ、悲しみが、怒りが、復讐心が生まれる。
 


これは、僕が異世界に転移しても脇役の僕が、吸血鬼の彼女と出会い、旅をして、真実を知る。
記憶の無い少女とその少女の下僕の青年の旅の物語。
僕と彼女と終焉の話。


6月6日に題名少し変えました。
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エピソード 201 ~ 216 を表示中
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