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追放された地味な付与術師、呪われた辺境で領地経営を始めたら王国が後悔してももう遅い 〜俺の付与は「切れない」らしいので、井戸にも畑にも城壁にも掛けておきました〜

最新エピソード掲載日:2026/10/27
 付与術師アレン・グレイは、五年間支えてきた勇者パーティから「お前の付与は地味だ」と追放された。
 押し付けられた任地は、二十年前に滅びた呪われた土地・グレイス荒野。待っていたのは苦い井戸水と枯れた畑、そして「また王都の役立たず?」と鍬を構える村娘リーゼだった。
 だがアレンが癖で井戸に付与を掛けた瞬間、水は甘くなり、畑は三日で芽吹き、腐った柵は魔物を弾くようになる。
 彼の付与は「地味」なのではない。派手さを捨てた代わりに、何にでも掛かり、永遠に切れないのだ。
 一方、アレンの付与を失った勇者パーティは、ワイバーン一体にすら苦戦し始めていて……。
 追放された男の辺境領地経営。いまさら気づいた王国は、もう遅い。

 第二部「冬と、十一本の線」(第31話〜)。
 荒野に冬が来る。切れない付与は、誰かを助けるたびに誰かの仕事を消し、王都の城壁に掛けた分だけ、辺境の町が魔王軍に狙われる。二十年前に泉を毒した四天王が、春、北から来る。

 第三部「九本の線と、名前のない王」(第61話〜。最終部)。
 残り九本の線を、ひと月に一本。線の脇に人が住みつき、端の名前を持ってくる人が増える。北の岩場に紋のない旗が立ち、王国は東から本隊に攻められる。切れない付与と、名前を書く帳面で、荒野が二十年前の名前を取り戻すまで。
序章 呪われた土地
第1話 お前はもう要らない
2026/10/18 00:08 (改)
第3話 畑に付与してみたら
2026/10/18 12:10 (改)
第4話 三十人の名前
2026/10/18 21:10 (改)
第5話 行商人ドルフ
2026/10/19 07:10 (改)
第6話 荒野狼の夜
2026/10/19 12:10 (改)
第7話 勇者の剣が折れた日
2026/10/19 21:10 (改)
第8話 初めての白パン
2026/10/20 07:10 (改)
第9話 ノルドの甘水
2026/10/20 12:10 (改)
第10話 ここを町にする
2026/10/20 21:10 (改)
第二章 ノルドの町
第13話 地脈の泉
2026/10/21 21:10
第17話 荒野熊
2026/10/23 07:10
第19話 王の問い
2026/10/23 21:10
第20話 消す
2026/10/24 07:10
第三章 王国の後悔
第22話 切れていない
2026/10/24 21:10 (改)
第29話 旧剣
2026/10/27 07:10
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