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勇者はだれ?

作者:臥亜
最終エピソード掲載日:2026/02/20
空が割れ、それは嵐でも災害でもなかった。
まるで世界そのものが、爪で引き裂かれたようだった。

王都の真上に現れた黒い裂け目。
そこから現れたのは、空に浮かぶ巨大な城。

そして——

その城の頂に立つ、ひとりの男。

銀の髪。
闇をまとった黒衣。
冷たい瞳。

魔王。

地上に響く、静かな声。

「人間よ。勇者を呼べ」

王は命じた。
神官は祈った。
巨大な魔法陣が光り輝いた。

だが——

勇者は現れなかった。

一度。
二度。
三度。

何も起きない。

神官が震える声で告げる。

「……勇者は、来ません」

王都に絶望が落ちる。

魔王は空から見下ろし、わずかに笑った。

「勇者は一人だ。
そしてその一人がいないなら——世界は終わる」

黒い軍勢が動き出す。

城が燃え、塔が崩れ、人々が逃げ惑う。

その中で、ひとりの少女が立っていた。

震えながら。

それでも、目を逸らさず。

「……勇者は、いる」

誰に言ったわけでもない。

自分に言い聞かせるように。

「いないなら、探せばいい」

その小さな言葉が、
やがて世界を変えていく。

最後に残る問いはひとつ。
――勇者はだれ?
魔王、顕現
2026/02/10 14:08
最初の戦い
2026/02/12 16:01
抜けない聖剣
2026/02/12 16:01
勇者を名乗る男
2026/02/12 16:01
王宮の影
2026/02/12 16:01
結界の夜
2026/02/13 10:06
反逆の勇者
2026/02/13 10:07
北の断崖
2026/02/13 22:07
契約の鎖
2026/02/13 22:07
光の前夜
2026/02/14 08:03
第四層 ―― 魔王
2026/02/14 08:03
揺らぐ王都
2026/02/14 08:03
三つ巴
2026/02/14 08:03
暴かれる王国
2026/02/14 08:03
灰の勇者
2026/02/15 10:59
光を狩る者
2026/02/19 12:45
不純なる光
2026/02/20 21:24
純白の暴走
2026/02/20 21:24
交差する光と闇
2026/02/20 21:25
境界線の消失
2026/02/20 21:25
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