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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

荷運びは黙って荷を運べ

作者:kantera_mochi
最新エピソード掲載日:2026/11/02
荷運びは黙って荷を運べ。
十年、ロウはそうやって生きてきた。客の顔色を見て、荷の重さを量り、余計なことは言わない。

二十六歳で冒険者になっても、剣は振れない。魔法も使えない。持っているのは、なんでも書きつける安い手帳だけ。

組まされたのは、寄せ集めの新人編成。止まれない剣士、学院を辞めた魔術師、元スリの斥候、そして五年前の深層からただ一人帰ってきた男。

迷宮では、恐怖と色気がすぐ隣にある。強い者から先に慢心する。
気づいているのは、いつも一番後ろを歩く荷運びだった。

「止まってください」
その一言が言えるかどうかで、誰かが帰り、誰かが帰らない。

これは、黙って荷を運んできた男が、口を開く物語。

※R15程度の性描写・残酷描写があります。
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