オプトアウター ~初めて「許可する」と言った日、俺の右腕は人を殺した~
最新エピソード掲載日:2026/10/30
体の中のAIが怪我も病気も勝手に治してくれる、二〇七七年の名古屋。十七歳の修理屋見習い・久我錠は、そのAIを入れずに生きてきた。
事故で死にかけた日、軍の試作品が、同意なしに体へ入ってくるまでは。
そいつは強い。折れた右腕を、錠の体より大きな異形に変えて、目の前の相手を叩き潰す。
ただし、錠が「許可する」と言わなければ、指一本動かさない。
そのかわり、一度言ってしまえば、「やめろ」と叫んでも止まらない。
〈右腕の戦闘使用を提案します。許可しますか〉
言えば勝てる。言えば、誰かの膝が砕ける。
抜こうとすれば死ぬ、と言われた。
軍は「試作の容れ物」を回収しに来る。保護すると言う組織は書類を作るばかりで、錠の希望を書く欄がどこにもない。
街では、治療AIの暴走で体が変わってしまった人たちが出はじめていて、国はそれを無かったことにしている。
誰も彼も、本人に聞かずに決めていく。
だから錠の返事は、だいたいいつも同じだ。
「勝手に決めんな」
言えば勝てる一言を、言いたくない少年の、近未来異能バトル。
初日は5話公開。以降、毎日21時10分に更新します。
事故で死にかけた日、軍の試作品が、同意なしに体へ入ってくるまでは。
そいつは強い。折れた右腕を、錠の体より大きな異形に変えて、目の前の相手を叩き潰す。
ただし、錠が「許可する」と言わなければ、指一本動かさない。
そのかわり、一度言ってしまえば、「やめろ」と叫んでも止まらない。
〈右腕の戦闘使用を提案します。許可しますか〉
言えば勝てる。言えば、誰かの膝が砕ける。
抜こうとすれば死ぬ、と言われた。
軍は「試作の容れ物」を回収しに来る。保護すると言う組織は書類を作るばかりで、錠の希望を書く欄がどこにもない。
街では、治療AIの暴走で体が変わってしまった人たちが出はじめていて、国はそれを無かったことにしている。
誰も彼も、本人に聞かずに決めていく。
だから錠の返事は、だいたいいつも同じだ。
「勝手に決めんな」
言えば勝てる一言を、言いたくない少年の、近未来異能バトル。
初日は5話公開。以降、毎日21時10分に更新します。
高架下
2026/10/06 17:30
取り置き
2026/10/06 17:50
ねじではない
2026/10/06 19:10
八つ目の茶碗
2026/10/06 21:10
今そいつに聞くな
2026/10/06 21:30
冷蔵室の戸口
2026/10/07 21:10
表の車
2026/10/08 21:10
よこせ
2026/10/09 21:10
白い体
2026/10/10 21:10
布で縛った指
2026/10/11 21:59
まずいカレー
2026/10/12 21:10
工具箱
2026/10/13 21:10
鉋屑
2026/10/14 21:10
一度で入った
2026/10/15 21:10
錐
2026/10/16 21:10
手袋
2026/10/17 21:10
あなたに聞いていません
2026/10/18 21:10
私がつけた
2026/10/19 21:10
空調
2026/10/20 21:10
天井
2026/10/21 21:10
一回だけ
2026/10/22 21:10
飯は、あとだ
2026/10/23 21:10
あったかい
2026/10/25 21:10
二つの封筒
2026/10/26 21:10
控え
2026/10/27 21:10
かっこいい
2026/10/28 21:10
もういっかい
2026/10/29 21:10
くろい川
2026/10/30 21:10