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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

神殺しの皇女

【完結済/手直しするの止めました】神殺しの皇女

作者:埼山一
これは、今よりももう少しだけ神様の力が人の世に及ぼす影響の強かった時代の物語。

主人公はとあるクニの皇女。クニと言っても身分差などあまりない時代。皆からは「おひいさま」と呼ばれ親しまれてきました。

ある夜、空に怪しい星が現れます。この星は、昔この地にあった大国を亡ぼした災厄の大神が目覚める予兆でした。
大王はこの星の対応を協議しました。そしてその結論は贄を出して災厄を鎮めると言うもの。贄に選ばれたのは主人公の親友でした。
反発する主人公。彼女は親友を救うべく親友の兄と共に代わりの贄となる神鳥を狩りに出ます。

長期の捜索の果てに神鳥を見つけた二人。
親友の兄は神鳥に矢を射ました。しかし彼は怒った神鳥の火に焼かれてしまいます。
一人になった主人公。彼女は執念で神鳥を捕獲。しかし不運にも彼女は谷に落ちてしまいます。
気が付けば神鳥はいませんでした。
失意の主人公。ですが悲しむ間もなく突如現れた兵士に捕らわれてしまいます。
谷だと思っていたそこは他国の環濠だったのです。

牢の中で死を待つだけの主人公。そんな彼女を救ったのはこのクニの高女でした。
主人公は高女に仕えることになります。
 
しばらく経ったある日、主人公の新天地・クマ国に一人の青年が現れます。彼はクマ大王に言います。
「私はヨシノの国使。友好のために参った。」
ヨシノ。それは主人公の故郷。でもこんな青年は見たことがない主人公。
胡散臭がる主人公をよそに、クマ大王はヨシノとの友好を承諾します。

運命の転機は突然でした。
青年が三度目の来訪を果たしたその日、両国の友好は崩れ去ります。
こともあろうに青年がクマ大王に臣従勧告を突き付けたのです。
激昂する大王が青年を切り捨てようとしたその時、大王を止めに入ったのは主人公でした。
青年は逃げ、主人公は気絶。
大王は主人公を殺そうとしますが、高女の介入で減刑されます。しかしその刑とは棒叩きを計十日行うというもの。とても生きていられるはずがありません。

執行日の合間。逃げ出すこともできない主人公の前に青年が姿を見せ、そして言います。
「協力してくれ。私はクマ国を滅ぼそうと思う。」
この言葉に主人公が出した答えとは……。

これは親友を救うために旅立った少女経験した稀有で不思議な出来事を描いた友情と冒険、挫折と不屈の物語です。
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エピソード 101 ~ 149 を表示中
第94節 日輪の花
2021/06/20 22:00
第十章 クニを盗ル(三)
第95節 橘花動揺
2021/06/20 22:00
第96節 決戦 一合目
2021/06/20 22:00
第102節 死闘の証言者
2021/06/26 22:00
第十一章 命の絆
第104節 勝因
2021/06/30 22:00
第105節 敗因
2021/06/30 22:00
第106節 演説
2021/07/02 22:00
第109節 滑る水
2021/07/06 22:00
第110節 薬草袋
2021/07/06 22:00
第112節 救いたい
2021/07/08 22:00
第115節 献身
2021/07/12 22:00
第116節 善き女子たち
2021/07/12 22:00
第118節 落露
2021/07/14 22:00
第119節 祈り
2021/07/16 22:00
第120節 神の剣
2021/07/16 22:00
第121節 由緒
2021/07/18 22:00
終章 寒空の下で
第123節 英雄の出立
2021/07/20 22:00
第125節 待望の日
2021/07/22 22:00
第127節 青に過ぎる空
2021/07/24 22:00
第129節 愛憎の対価
2021/07/26 22:00
第130節 本音
2021/07/26 22:00
第135節 攻勢
2021/08/03 22:00
第136節 告白
2021/08/05 22:00
第138節 慟哭
2021/08/07 22:00
第139節 旅の終わり
2021/08/09 22:00
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エピソード 101 ~ 149 を表示中
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