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俺を三年間無視し続けたクラス一の美少女を助けたら、お礼を言うために毎日話しかけてくるようになった ~ただし彼女は、俺の名前を一度も呼ばない~

作者:卓哉
最新エピソード掲載日:2026/10/06
 三年間、俺はあの人と一度も目が合ったことがない。

 篠宮。中学が同じで、高校でも二回クラスが同じになって、その三年のあいだ、廊下ですれ違うとき、向こうの目は俺の肩の少し上を通っていった。嫌われているとは思わなかった。嫌うには、まず認識しないといけない。

 帰り道のアーケードで、前を見ていない自転車が、前を見ていない女子の背中へ真正面から近づいていた。間に合わないな、と思ったのと走り出したのは、たぶん同時だった。

 二人で倒れ込んで、顔を上げたら、三年ぶりに目が合った。

 助けたのは、俺を三年間無視し続けてきた本人だった。

 翌日から、彼女は毎日、俺の席へ来るようになる。礼を言うために。ただし毎回「あの」で始まって、毎回途中で止まる。

 ――そして、俺の名前を一度も呼ばない。

 礼を言えない人が、礼を言おうとし続ける話です。
あの
2026/09/12 18:00
弁償させてください
2026/09/12 18:00 (改)
①で止まりました
2026/09/13 18:00 (改)
歩道橋の上で
2026/09/15 18:00 (改)
確率です
2026/09/16 18:00 (改)
知ってるのはそこまで
2026/09/17 18:00 (改)
逃げ切れない
2026/09/18 18:00
毎日
2026/09/19 18:00 (改)
①は当面使いません
2026/09/20 18:00 (改)
推薦が出ています
2026/09/21 18:00 (改)
慣れました
2026/09/25 18:00
伝え忘れ
2026/09/26 18:00
今度は言う
2026/09/27 18:00
覚えていない
2026/09/28 18:00
番号が合わない
2026/09/29 18:00
右へ曲がった
2026/10/01 18:00
分かりました
2026/10/03 18:00
言わないです
2026/10/04 18:00
肩の少し上
2026/10/05 18:00
戻りません
2026/10/06 18:00
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