私の幼馴染が魔王と呼ばれるに至る経緯　〜魔法学園の嫌われ者は、実は魔物の心が分かる優しい少女だった。圧倒的な力を手に入れたけれど、復讐とかは特に興味ありません。そんな彼女の唯一の願い〜

【第1,2,3章完結済、4章連載中です】
私"シェンナ・ノーブル・フェイオニス"は、魔法学園に通う容姿端麗成績優秀な16歳の少女。
（自分で言うのも何だけど）

そんな私の幼馴染が、最近とんでもない事になってきた――

幼馴染の“アイネ”は、“大罪人”の血を引く家系の産まれ。そのせいで人々から蔑まれこれまで独りひっそり生きてきた。

新年度のクラス編成で、どのクラスからも編入を断られ途方に暮れるアイネ……。
そんな彼女に「俺のクラスに来ないか？」と声を掛けたのは、風変わりな新任教師だった。

“大罪人”と“胡散臭い新米教師”
たった2人の弱小クラス。数々の嫌がらせを受けながらも、何だかんだと賑やかな日々を過ごす2人。

そんなある日、優しいアイネは訳あってあるマモノの最期を看取る事に……。
それが彼女の運命を大きく変える。


学園での居場所探しから始まり、リゾート人工島や研究都市での冒険。

様々な経験を経て、嫌われ者だった私の幼馴染が“魔王”としてその名を世界に轟かせるまでの物語。

――ち、ちなみに私もそこそこ活躍するから！