↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

深愛 ~原爆投下を阻止せよ~

作者:結史
最新エピソード掲載日:2026/11/03
ただ、愛する人のもとへ帰りたかった――その願いが、歴史を変えた。

二〇〇五年八月六日。
高校一年生の片瀬慶介は、靖國神社を訪れていた。

遊就館で零戦や戦争の記録を眺めるうち、知らないはずの風景が脳裏をよぎる。海、飛行場、搭乗員――そして、一人の少女。

白い光に包まれ、次に目を覚ました時、そこは昭和四年――一九二九年の愛媛だった。

十一歳の農家の少年・越智啓介。
その身体には、この時代を生きてきた記憶と、二〇〇五年まで生きた片瀬慶介の記憶が、なぜか同時に存在していた。

そして彼は、幼馴染の少女・村上奈々と“もう一度”出会う。
笑い、喧嘩をし、祭りへ行き、将来を語り合ううちに、啓介はこの少女と過ごす日々が、かけがえのないものになっていく。

しかし啓介だけは知っていた。

この先、日本が戦争へ向かうことを。
多くの人々が帰らなくなることを。
そして十六年後の八月六日、広島で何が起こるのかを。

「うちをほっといたらだめだよ」

奈々と交わした約束を胸に、啓介は海軍への道を選ぶ。

未来を知っているからといって、何でもできるわけではない。
一人で歴史を変えることなどできない。

だからこそ彼は、人と出会い、人をつなぎ、仲間とともに、少しずつ歴史へ抗っていく。

一人でも多く、大切な人のもとへ帰すために。
そしていつか、自分も奈々のもとへ帰るために。

一人の少女を深く愛した少年の願いは、やがて戦争を、歴史を、そして八月六日の運命そのものを変えていく。

これは、愛する人との約束を守るため、歴史と運命に抗い続けた一人の男と、その男を信じて待ち続けた一人の女の物語。

※本編は完結まで執筆済みです。連載開始後は毎日更新予定です。

※本作は「カクヨム」にも掲載しています。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。