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ロミオとジュリエットをさとしに行きます

作者:ブーリン
色々あって俺は旅行先のピサの斜塔から落ちた。バカみたいな死に方に呆れるが、なかなか落ち切らない。思い切って目を開けると、そこはやっぱりイタリアだった。ただし1301年の。 ー ー ー 

大公の甥とかいう、ハンサムな伯爵に生まれ変われたみたいだ!不便も多いけど第二の人生にしては悪くない。お金には不自由しないがトマトがないのは悔やまれる。 ー ー ー 

そんなある日、街の有力者カプレーティ卿が相談しにきた。姪ロザリナがロメオというストーカーに悩まされていると。
そうだ、ここはロミオとジュリエットの世界だったんだ。このままだと二人とも周りを巻き込んで無理心中するはず。でも詳細はわからない。せっかく学園祭でロミジュリやるはずだったのに、大道具だから台本読んでなかったし。ー ー ー 

とにかく俺、有馬晴樹改めパウロ・デッラ・スカラは、ジュリエットが道を踏みはずさないように、出会う前から頑張ります。俺がカプレーティ家に婿入りする予定だったから、このままだといかにも巻き込まれそうだ。それに美人のジュリエットのお母さん(26!)が悲しむのは見たくない!
「チート」をしようと自転車や鉛筆の開発に手を出しては失敗、伯爵家の財政は火の車だけど、生意気な13歳の少女を導いてあげるくらいなら、劇に登場してない俺にだってできるはず!なんだか令嬢の皆さんに色々な理由で追いかけ回されてるけど、このコネと財力で生き延びて見せる!

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有馬=パウロはわかっていなかった。パウロの正式な称号は「パリス伯爵パウロ・デッラ・スカラ」であることを。そしてパリス伯爵には劇でかなり可哀想な役割が振られていることを。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

0 
2019/07/23 14:44
3 王族の義務
2019/07/24 08:31
6 社交とは様式美である
2019/07/24 15:15
登場人物要覧
2019/08/20 00:43
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