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魔法の使用には神様の許可が必要です

作者:申請堂
最新エピソード掲載日:2026/11/03
この世界では、魔法を使うにも神様の許可がいる。

修繕工の少年レトは、壊れた石積みを直す魔法を申請して――十一回、不許可になった。

十二回目の申請書を見た新米行政術士ミレアは、ひと目で言った。

「それ、一生通らないわよ」

「元どおりに」「いい感じに」「必要なぶんだけ」。
レトには直し方が分かる。けれど、それを神様に通じる言葉で書けない。

そんな夜、町の地下で異変が起きた。
父は崩落に巻きこまれ、町を守る結界も夜明けまでもたない。

許可を待っていたら、間に合わない。
それでも、許可なしでは魔法は使えない。

手では分かるのに、言葉にできない修繕工。
言葉にはできるのに、手では分からない行政術士。

これは二人と仲間たちが、壊れた町を「ちゃんと直す」ために、一晩かけて神様を納得させる物語。

――「いい感じに」は、神様には通じない。
序章 トワル 夜明けまでの申請
第1話 不許可通知は十一枚
2026/10/14 08:12 (改)
第3話 二万七千人と、親父
2026/10/14 18:00 (改)
第4話 担保は、命よ
2026/10/15 06:00 (改)
神様たちの間話(一) 天上府の夜は、灯りが落ちない
閑話1 四本の腕
2026/10/16 12:00 (改)
第一章 トワル 台帳の上では、まだ使用中
第11話 何を直す
2026/10/22 12:00
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