盗人は異世界に行っても盗人～終末に抗われるもの～

　男は、盗むことで生計を立ていた。その男に一つの依頼が来る。それは、王女の指輪を奪うことだった。その任務に失敗した男は、致命傷を負う。男は、最後まであがくが最終的には殺されてしまう。
　その男が、次に目を覚ました時には、木々に囲まれた知らない場所だった。男は、前世で培った経験で生き延びようと模索するが......
　これは、盗人として生き、盗人として死んだ男が世界の終末へと立ち向かわされる物語である。

　主人公の名前は３話に出てきます。
　[]は主人公の心の声を表しています。≪≫はスキル名、魔法名となっています。スキル名、魔法名はキャラが声を発していません。読者様にわかりやすいように書いております。
　投稿は不定期です。
　不憫で強い主人公をお楽しみください。