救世ちゅっ! ~Break a Spell~
好きだった人にふられて世を儚んだら幼女になっていた。
しかも、いつの間にやら異世界に迷い込んでる始末。
こんなナリじゃ、オレは男だ! なんて言っても信じてもらえないだろう。
それならいっその事、何にも縛られない幼女として好き勝手に生きよう。
……なんて思い立ち、異世界を冒険しまくる元救世主と。
彼女の保護者気取りのロリコンストーカー男の、ほのぼの世直しストーリー。
第一章:『救世ちゅ、降臨す』
第1話、救世主幼女、何もかもいやになって世界からドロップアウトする
2018/11/12 19:47
(改)
第2話、火の星の人は、いつだってどこまでもやさしい
2018/11/13 19:41
第3話、箱入り籠入りなので鉄格子の意味合いもピンとこない
2018/11/14 19:49
第4話、夜を駆ける怪人となって、ひとを思いやれる少女の鏡となる
2018/11/15 19:36
第5話、度し難き愛の怪人からは結局のところ逃げられない
2018/11/16 19:35
第6話、平凡を装うCランク冒険者、登録して一年足らずで中堅ランクであることが平凡でないことに気づけない
2018/11/17 17:12
第7話、幻めいた分け身として、束の間の休息地へと先回りする
2018/11/18 16:27
第8話、名を表す火よりも、もしかしたら揺蕩う闇に愛されているのかもしれない
2018/11/19 19:32
第9話、同じような言葉なのに、それはどこまでも魂に沁みて砕かんとする
2018/11/20 19:38
第10話、流石に顔を合わせただけで生理的に無理だとは信じたくない
2018/11/21 20:27
第11話、この世界の分け身は、自重などなく自由気ままに
2018/11/22 20:34
第12話、ふとその身に感じた危険と郷愁は、きっと間違いなく
2018/11/23 17:16
第13話、仮面やマントだけでは、その本質、本性が隠せぬことを気づけない
2018/11/25 20:34
第14話、あからさまに忌避して逃げ出すくらい悪い奴じゃないなんて、買いかぶりです
2018/11/27 19:25
第15話、バレなら大丈夫だなんて、きっと間違いなく気のせいだから
2018/11/29 19:25
第16話、捻りきった紙縒りのように、だんだん追い詰められていることに目を背けて
2018/12/01 19:09
(改)
第17話、仮面をつけるのは、夜の籠から飛び駆けるものだから
2018/12/03 19:33
第18話、そうして下手な正義感を持ち出して巻き込まれに行く
2018/12/05 20:07
第19話、悪戯っぽい猫のような彼女のままなら、好奇心も生き残れるか
2018/12/07 19:58
(改)
第20話、ニューゲームだけれど、強いどころか弱体化していることには気づけない
2018/12/09 16:52
第21話、柵から飛び出して、やりたかったことのひとつ
2018/12/11 20:15
第22話、ウィンドウショッピングという名の勝手に鑑定放題、とはいかず
2018/12/13 20:03
第23話、知らぬ預かり知らぬところで逃げ場はなくなっていく?
2018/12/15 16:54
第24話、10人中12人振り返る、などといった矛盾もダテじゃない
2018/12/17 19:32
第25話、追い詰められし状況も知らずに男二人、気楽なもので
2018/12/20 20:09
(改)
第26話、知識に明るいだなんて、言ってみたもん勝ち
2018/12/23 20:32
第27話、大事なことだから天丼してでもとっちめたい
2018/12/26 19:55
第28話、この世界へ『一休み』しに来た理由、さわりでさらっと
2018/12/29 16:41
第29話、穏やかでやさしいニューゲーム
2019/01/01 15:09
第30話、まずはお手並み拝見、などといったおぜうさま感に自覚なく
2019/01/04 18:53
第31話、弁解の余地もないのに、しっかりと出しゃばって
2019/01/07 21:20
第32話、もう一度くらい、とんでもなくひどい目にあうべきじゃなかろうか
2019/01/10 22:13
第33話、何気ない凄さに、気づけないのは自分ばかり
2019/01/13 23:01
第34話、『火』の申し子だけれど、『金』とつくものには大抵目がない
2019/01/16 21:47
第35話、こうして無自覚なままに、あったはずのフラグを持っていかれる
2019/01/19 21:01
第36話、この、数センチのズレを重ねた偶然という名の運命を逃がしたくないから
2019/01/22 21:45
第37話、今更もう、仮面つけて役になりきっても無駄なのである
2019/01/25 21:37
第38話、未練のかたまり、結局未だ捨てられず
2019/01/29 21:38
第39話、ブレイクするのはじゅもんじゃないって分かっていたのに
2019/02/01 22:22
(改)
第40話、あまりにも『おまかわ』だから、気持ちよくない感じになるのも仕様がないのです
2019/02/04 20:52
第41話、結局のところ、追いかけてきてくれたのがうれしいから
2019/02/07 23:09
(改)
第42話、いつの間にやら娘さんをください的な展開に
2019/02/10 19:48
第43話、女神でも魔王でも救世主でもないのならば
2019/02/14 21:53
第44話、きっと彼女の嘯く魔王なるものは、別物なのかもしれない
2019/02/17 16:03
第45話、あても目的もない羽休めなのだから、ゆっくり行こう
2019/02/20 22:53
第46話、示し合わせたわけでもないのに、何だかんだで考えることは同じ
2019/02/23 16:08
第47話、そうして火の星の人と、風の歌姫は邂逅す
2019/02/26 20:29
第48話、大好きな声は、終わらせるのも、始めるのも自由自在
2019/03/01 23:03
第49話、風と火の相性は、全ての中で一番だってのたまって
2019/03/05 21:43
第50話、意外と二人は、ウマがあってお似合いなのかも
2019/03/08 22:14
第51話、名乗りをあとに置いたのは、いつだってその機会があると思っていたから
2019/03/11 21:05
第52話、火の星の人のジョブは、殴りヒーラー
2019/03/14 21:27
第53話、意外と勘違いしぃで、熱くなると我を忘れてしまう
2019/03/17 20:03
第54話、自覚ないままに、息を吸うみたいに救世する
2019/03/20 22:42
第55話、見えないから本人すらも知りえない、風の歌姫の戦い
2019/03/24 16:54
第56話、怖くて焦ってテンパっていたのは、何だか怒られる気がしたから
2019/03/27 21:53
第57話、短い付き合いかと思いきや、彼女のターンはまだ続くらしい
2019/03/30 17:01
第58話、本当は再会のハグをしたいくらいだったのに
2019/04/02 21:16
第59話、ヒロインふたりの上目遣いに、お手上げな救世ちゅ
2019/04/05 21:15
第60話、変わる理由は、存外お気に入りなのだと知っていたから
2019/04/08 21:34
第61話、救世ちゅ、当初の目論見通りタダでゲットする
2019/04/12 21:27
第62話、随分とまぁ、嬉しそうに自慢げに語るものだから
2019/04/15 20:28
第63話、親友同士なら、幌の上で風に吹かれても
2019/04/18 20:33
第64話、親友だから、言葉はいらないっていいわけして
2019/04/21 23:57
第65話、戻れないのは、戻ったら戻ったで絵面がよろしくないから
2019/04/24 21:19
第66話、結構買い被られているどころか、きっと勘違いされている
2019/04/27 16:20
第67話、世界一的外れな決め台詞なのに、存外似合っている
2019/05/01 21:00
第68話、異世界冒険者は、ズボラな研究者気質なお母さん
2019/05/04 22:00
第69話、いつの間にか増えている『お姫様』のその所在は、極力考えないようにして
2019/05/07 22:59
第70話、胸が反れれば反れるほど、かえってテンション上がってく
2019/05/10 22:44
第71話、望み通りに、救世ちゅの元へ集う選ばれしものたち
2019/05/13 22:13
第72話、気づいたら、救われていた。故にこその運命の人
2019/05/16 23:07
(改)
第73話、聞いてくれる、見てくれる人がいるから物語は紡がれる
2019/05/20 22:56
第74話、自身の価値に気づけないはずはないのに、それはあまりにも自然で
2019/05/23 23:35
第75話、救世主であるからには、時間でさえ操れるのか
2019/05/26 16:27
第76話、良かれと思って、がむしゃらだった余計なお世話
2019/05/29 21:37
第77話、やっぱり物語を引っ掻き回す、風の歌姫のせいだった
2019/06/01 17:29
第78話、おっと、まわりこまれてしまった。救世ちゅからは逃げられないっ
2019/06/04 21:47
(改)
第79話、長いかつての男装生活(心だけ)の影響が出てしまった?
2019/06/08 16:36
(改)
第80話、もう二度と、願われることもなく、戻ること叶わないのか
2019/06/11 21:53
第81話、男嫌いの聖女はあらゆる環境に強いらしい
2019/06/14 21:46
第82話、星降る夜を思い出せば、もう戻れなくたって良いと思える
2019/06/17 22:15
第83話、素顔のあなたに、最上級の喝采を
2019/06/20 22:31
第84話、救世主の永い日々の、ほんの少しの素敵な羽休め
2019/06/23 21:15
第85話、救世ちゅに支えられ助けられて、めざめの瞬間を待つ
2019/06/27 22:39
第二章、『かえってきた救世ちゅ』
第86話、籠の鳥どころか永久凍土の氷柱な彼女は、そろそろ夜のお散歩をご所望です
2020/05/17 20:26
第87話、気づかぬばかりは世界で一番目立つ救世ちゅさまばかり
2020/05/17 20:37
第88話、救世ちゅ、何故だか舞台に飛び入り参加しちゃう
2020/05/17 20:41
第89話、祭りのあと、気づけば大分大所帯になって
2020/12/17 23:03
第90話、男勝りも三人寄ればかしましい
2020/12/17 23:37
第91話、仮面をしていても、気づけば気が緩んで素の自分が顕に
2020/12/18 00:07
第92話、前世で苦手だったからこその反動の欲望、その名は
2021/11/11 21:41
第93話、その魔力秘めし装飾品は、ある意味で大分殺傷力を上げていき
2021/11/11 21:55
第94話、嫌な予感がして少しばかり離れたけれど、それも結局転ばぬ先の杖で
2021/11/11 22:02
(改)
第95話、モフモフな耳と尻尾が、仮面の下に隠していた可愛い本性をさらけ出す
2022/06/28 20:54
第96話、魂の入れ替わりは、はたして真かあるいは振りなのか
2022/06/28 21:02
第97話、【風(ヴァーレスト)】属性は音や歌の象徴であるからこそ
2022/06/28 21:14
第98話、【金(ヴルック)】属性的もふもふを我慢して、救世のため先へ
2022/06/28 21:18
第99話、【火(カムラル)】の女神さま、僅かばかり力込めて杖をとる
2022/11/08 23:14
第100話、内なる世界の兄さまが、脱兎のごとくで奥へ奥へと
2022/11/08 23:20