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シルク-ジェネシス

『絹乃国』〜推しの小栗上野介を救いたい転生幼女、まずは天保の大飢饉から村を救います〜

最新エピソード掲載日:2026/10/25
え? 推し活って、推しの死亡フラグを国家改造でへし折ることじゃなかったの?

幕末やりこみゲームで、小栗上野介忠順にどっぷり沼っていた二十九歳の女、塩原絹乃。

「小栗様は私を好きでなくてもいい! 私の名前なんか覚えてなくていい! その代わり七十まで働け! ガシガシ働けぃ!」

そんな彼女が目を覚ました先は、ゲーム開始前の上州・田口村。

しかも養蚕農家の幼女になっていた。

「おお、最高じゃね。小栗様の幼体に会える!」

――と思ったのもつかの間。

現実の幕末は、ゲームほど甘くなかった。

養蚕チート?
蚕なんて触ったこともない。

現代知識?
知っているだけでは何の役にも立たない。

定番の転生チートを次々と失敗しながら、それでも絹乃は諦めない。

我には科学の神様がついている。
技術も知識も、人の力も、使えるものは全部使えばいい。

ところが、小栗様のもとへたどり着くより先に立ちはだかったのは、天保の大飢饉だった。

飢え、冷害、洪水、病。
未来知識だけでは、人は救えない。

それでも絹乃の周りには、いつしか農民、職人、商人、そして妙に頼もしい仲間たちが集まり始める。

村を救う。
養蚕を変える。
金を回す。
災害に備える。

そしていつか、幕末そのものを変えてみせる。

すべては推し、小栗上野介を権田村で死なせないため。

「必ずや小栗様に、生涯現役で仕事ずくめの人生をプレゼントして差しあげるんだ」

これは、推しというものを盛大に勘違いした転生幼女が、
推しの死亡フラグをへし折るため、いつの間にか村と国まで作り変えていく物語。

第一部・田口編。

なお、まだ小栗様には会えません。がっくし。
第1章:絹の家
第2章:十匹の約束
第10話:万に一つの娘
2026/10/08 19:10 (改)
第14話:初号機乙型完成
2026/10/13 20:03 (改)
第3章:小栗歴六年
第17話:一年の計
2026/10/16 20:59
第18話:亀じい
2026/10/17 19:11
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