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強欲のダンジョンの作り方

作者:夢兎
最新エピソード掲載日:2026/11/04
こちらの作品はカクヨムでも掲載しています。

あたしの名はアルセラ。
エルフで錬金術師をしている。

前世は日本でSEをしていた。ラノベで見た錬金術に憧れ、古代エルフの遺跡を調べていたら――ダンジョンの作り方を見つけてしまった。

そんなのあったら作りたいよね?

一つ問題があって、エルフの森では錬金術に必要な素材が手に入らない。
仕方ないから、自分で小さなダンジョンを作って錬金素材を確保することにしたわ。

ところが、それが問題になって「幽閉か追放か選べ」と迫られてしまった。

そんなの追放を選ぶわよね。
エルフの森から出るだけで、やりたいことの選択肢が増えるもの。

追放されたあたしが細々と薬草を売って暮らしていたある日、盗賊に襲われていた貴族を助けた。

するとその貴族が、あたしのダンジョンを見てこう言ったのよ。

「これ、農業に使えないか?」

面白そうだったので協力することにした。

その貴族と手を組んで国に働きかけた結果、ダンジョン農業は国家事業として認められることになった。

最初はとても順調だった。
ダンジョンで作った作物は国内に行き渡り、食料の安定供給にも成功したわ。

でも、地下農業迷宮が隣国に狙われ、戦争にまで発展するなんて――さすがに想定外だった。

戦争の中、あたし自身も狙われて、家族まで奪われた。

ただ農業の発展を手伝っただけなのに。

ただ普通に生活をしていただけなのに。

どうしてこうなったの?

あたしの大事なものを奪った者たちを、許せるわけがないよね?
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エピソード 101 ~ 125 を表示中
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