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崩落のエデン

作者:だんご
最終エピソード掲載日:2026/04/15
「死にたくない」と、彼女は初めて笑った



空の上にしか、人が住める場所はない。
天空都市「エデン」——かつて地上を追われた人類が最後に辿り着いた12の浮島。人々はそれを”楽園”と呼んだ。けれどその楽園には地面がない。落ちれば終わり。崩れれば、どこにも逃げられない。
地上を埋め尽くす悪魔たちは、空を目指す。理由はただ一つ、憎いから。言葉は通じない。交渉もできない。ただの衝動が、園を一つ、また一つと崩落させていく。話し合いで解決する世界なら、誰もこんな場所に逃げていない。
エルドは第7の園の兵士だ。英雄でも、選ばれた存在でもない。5歳で家族を全て失い、他に生きる道がなかっただけの男。死が怖くない。生きたいとも思わない。ただ命令通りに体を動かす、空っぽの兵士。
防衛戦の最中、圧倒的な力で悪魔を薙ぎ払う少女と出会う。白髪の少女、アスカ。彼女の腕がちぎれたとき、中から覗いたのは血ではなく金属だった。世間が「最強の兵器」と呼ぶもの——その正体は、人の形をした機械兵だった。
「私は平気ですから」と、アスカは笑う。守るために死ぬ。それが自分の存在理由だと、当たり前のように。
空っぽの兵士と、平気なふりをした機械の少女。どちらも自分の命を軽く扱っていた。けれど理由は真逆だった。
仲間との日常を知り、恋を知り、アスカは少しずつ変わっていく。「死にたくない」と思えるようになっていく。エルドもまた、初めて「守りたい」と願うようになる。
だがこの世界に、逃げ場はない。空の上で、落ちるか守るかしかないように——二人の結末にも、それしかなかった
最強の兵器
2026/04/08 14:37
配属
2026/04/08 21:07
日常の輪郭
2026/04/09 07:10
平気という嘘
2026/04/09 12:00
ヨナの夜
2026/04/09 23:30
第九の園
2026/04/10 07:00
綻び
2026/04/10 12:00
それでも隣に
2026/04/10 22:00
崩落
2026/04/11 21:20
私の理由
2026/04/11 22:00
嘘つき
2026/04/11 23:10
守りたいもの
2026/04/11 23:50
優しさの代償
2026/04/12 01:00
初めての嫌
2026/04/12 10:10
死にたくない
2026/04/12 18:00
名前を呼ぶ
2026/04/12 20:10
束の間
2026/04/13 07:00
傲慢
2026/04/14 22:00
選択
2026/04/14 22:50
最終防衛戦
2026/04/15 06:20
行くな
2026/04/15 18:20
崩壊の楽園
2026/04/15 22:30
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