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引きこもり魔術師カナリィの損なそんな物語

作者:へのゆ
最終エピソード掲載日:2026/06/19
「な、なにもしてないわよ!本を読んでレポートをあげただけで……」

魔術学校を首席で卒業しながらも、実家の部屋に三ヶ月も引きこもっていた偏屈な魔術師、カナリィ・ユニウス。
「魔力」や「才能」といった不確かなものを嫌い、ひたすら「知識と努力」を信じる彼女が、ある日ついに重い腰を上げた。
その理由はただ一つ──行方不明になった恩師・メリーヌ先生の遺した「禁書」が王宮に持ち込まれたから。
仕方なく王宮魔術師として着任したカナリィだったが、彼女を待ち受けていたのは、憧れの学術研究……ではなく、一癖も二癖もある大人たちだった。
過保護でやたらと規格外な専属メイドのメリル
おどおどしているが隠れた実力を持つ同僚オーソロー
財政難と地位への焦りから、笑顔でハッタリをかます上司ロイド
笑顔の裏で冷徹な政治眼を見せる、底の知れない王子ユーグ
恩師の遺産である「開かずの箱」を、地道な知識であっさりと解き明かしてしまったカナリィ。
だが、その発見をきっかけに、大人たちの醜い政治工作、そして世界を牛耳る「魔術協会」の過剰な恐怖と軍事介入が始まってしまう!

「魔力だ才能だなんて、これまでの努力を否定されてるみたいじゃない」

手元にあるのは、基礎呪文中辞典と、少々の触媒。そして、世界を黙らせる圧倒的な火力。
周りの都合に振り回されてひたすら「損」な役回りを押し付けられながらも、へ理屈と知識、そして大爆破で理不尽をなぎ倒していく。

#そんなそんな
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