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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

偽りの姫は闇夜に微笑む

作者:宵乃凪
最終エピソード掲載日:2026/06/12
「ノルヴィス様、地獄に落ちるその日はお天気が良いといいですね」

娼館の客に「狩り」の獲物として森を追われていたアリーシャを救ったのは、第二王子ノルヴィスだった。
魔族の血を引く彼女に帰る場所はない。アリーシャは恩を返すため彼に仕えることを選び、ノルヴィスは彼女を守るため、「亡き王妃の隠し子」という偽りの身分を与える。

それから五年。
瘴気と重税、腐敗に苦しむ王国を変えようとしていたノルヴィスは、正しい手段だけでは何も変えられない現実に追い詰められ、法では裁けない悪官や奴隷商を夜ごと粛清するようになる。

彼はアリーシャだけはその闇に巻き込むまいとする。
しかし、自分を人として救ってくれた男が手を汚すのなら、アリーシャはその罪を分かち合うことを選んだ。

夜はノルヴィスの共犯者として殺しと隠蔽を担い、昼は情報を得るため王国騎士団へ潜入する。
そこで彼女の上司となったのは、法と騎士道を信じ、正しい剣で国を変えようとする騎士団長レオンハルトだった。

正道を貫くレオンハルトと、手を汚してでも国を変えようとするノルヴィス。
二人の正義がぶつかり、レオンハルトが夜の粛清へ迫っていく中でも、アリーシャはノルヴィスの隣を離れようとはしない。

広がり続ける瘴気。迫害される魔族。そして、王国が隠してきた真実。
偽りの姫となった少女は、自ら選んだ主と罪を分かち合いながら、腐敗した国の闇へ踏み込んでいく。

救われた少女が、救ってくれた王子の共犯者になる。
いつか地獄へ落ちるとしても、隣にあり続けることを選んだ二人の主従共犯ダークファンタジー。



※ 流血・暴力・人身売買・娼館・差別や迫害など、一部重い描写を含みます。
※ 恋愛要素を含みますが、物語全体は重めのダークファンタジーです。
一章
第1話 地下水道の少女
2026/05/23 07:10 (改)
第2話 偽りの義妹
2026/05/23 10:10 (改)
第3話 王子の責務
2026/05/23 14:10 (改)
第4話 太陽の騎士団長
2026/05/23 20:10 (改)
二章
第5話 裏表の日常
2026/05/24 07:10 (改)
第6話 義弟
2026/05/25 07:10 (改)
第7話 騎士の悔恨
2026/05/26 07:10 (改)
第8話 茶会
2026/05/27 07:10 (改)
第9話 雨夜の私憤
2026/05/28 07:10 (改)
三章
第10話 魔族
2026/05/29 07:10 (改)
第11話 汚れた名前
2026/05/30 07:10 (改)
第12話 呪詛と瘴気
2026/05/31 07:10 (改)
第13話 どこまでも共に
2026/06/01 21:10 (改)
第14話 陽だまりへの祈り
2026/06/02 21:10 (改)
第15話 襲撃
2026/06/03 21:10 (改)
四章
第16話 葬送
2026/06/04 21:10 (改)
第18話 夜を追う
2026/06/06 21:10 (改)
第19話 捕縛
2026/06/07 21:10 (改)
五章
第20話 忌子
2026/06/08 21:10 (改)
第21話 逃亡
2026/06/09 21:10 (改)
第22話 堕落
2026/06/10 21:10 (改)
第23話 地獄へと向かうには
2026/06/11 21:10 (改)
エピローグ 薄明の王国
2026/06/12 21:10 (改)
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