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花語探偵、蕾は囁く

作者:Futahiro Tada
最終エピソード掲載日:2026/08/13
 花が好きな女子高校生・花咲蕾には、誰にも真似できない特技がある。それは、花言葉や花の状態から、人の心に隠された想いを読み解くこと。

 ある日、クラスメイトの白石誠司と共に園芸部の手伝いをしていた蕾は、近所の古い屋敷で起きた老婦人の死を知る。遺体のそばに残されていたのは、白いスズランの花束。「再び幸せが訪れる」という花言葉を持つ花が、なぜ死のそばに置かれていたのか。

 その小さな違和感をきっかけに、蕾と誠司は、花に託された声なき謎を追い始める。黒いバラが告げる裏切り。空を見ないひまわりが抱える記憶。色を失ったアジサイに封じられた願い。そして、桜の下で交わされる約束。

 花は言葉を話さない。けれど、誰にも言えなかった悲しみも、忘れられた記憶も、届かなかった想いも、その花びらの奥に静かに残している。

 花を愛する少女と、彼女を支える少年が、花言葉を手がかりに人々の心と事件の真相を解き明かしていく、青春フラワーミステリー。
第一章 沈黙のスズラン
二 花が語る嘘
2026/07/20 20:47
四 温室の影
2026/07/22 20:39
第二章 バラの誓いは誰に
三 嫉妬と誤解
2026/07/27 21:51
第三章 ひまわりは空を見ない
三 記憶の花
2026/08/01 21:35
第四章 アジサイは雨に濡れて
第五章 桜の約束
三 始まりの光
2026/08/10 20:39
エピローグ 花の記憶と、これからの色
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