実りを失った稲荷姫は、呪われた村で祈りを耕す〜もふもふ眷属に見守られ、神さまは今日も泥まみれ〜
最終エピソード掲載日:2026/05/17
実りを司る稲荷の姫・稲乃は、ある失態をきっかけに「実りを呼べぬ神」となり、都から山あいの小さな村へ送られる。そこは何年も不作が続き、今年実らなければ捨てられると決まった、祈ることにも疲れた村だった。迎えもなく荒れた社で稲乃を待っていたのは、神に期待しきれなくなった巫女見習いの少女・澪芹と、小さなたぬきの眷属・豆太。最初は尊大に振る舞う稲乃だったが、田に入り、泥に足を取られ、村人たちの諦めに触れるうちに、神通力だけでは救えないものがあると知っていく。やがて田の水に混じる不穏な澱みと、夜ごと現れる“刈り取り鬼”の気配が、村を蝕む本当の原因へとつながっていく。失った実りを取り戻すため、稲乃は澪芹とともに、忘れられた祭と土地の祈りに向き合っていく。
第一章 追放された稲荷姫
2026/05/03 17:00
第二章 泥に降りる神
2026/05/03 17:10
第三章 たぬきは水の匂いを知っている
2026/05/04 12:00
第四章 祭の絶えた社
2026/05/04 17:00
第五章 苗代に降る、見えない傷
2026/05/05 12:00
第六章 早苗の怒り
2026/05/05 17:00
第七章 朝の水脈
2026/05/06 12:00
第八章 昼の畦道
2026/05/06 17:00
第九章 夜道の見回り
2026/05/07 12:00
第十章 看病の火
2026/05/07 17:00
第十一章 薬師の家の古い話
2026/05/08 17:00
第十二章 都から来た白狐
2026/05/09 17:00
第十三章 夏の祭を取り戻せ
2026/05/10 17:00
第十四章 祭りの翌朝
2026/05/11 17:00
第十五章 捨てられた神の名
2026/05/12 17:00
第十六章 離れない手
2026/05/13 17:00
第十七章 穂がつくころ
2026/05/14 17:00
第十八章 刈り取り鬼の夜
2026/05/15 17:00
第十九章 神を見捨てない祝詞
2026/05/16 17:00
第二十章 最後の秋の収穫(前編)
2026/05/17 07:00
(改)
第二十章 最後の秋の収穫(後編)
2026/05/17 12:00
最終章 実りの名を呼ぶ(前編)
2026/05/17 17:00
最終章 実りの名を呼ぶ(後編)
2026/05/17 17:10