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ローゼンサーガ

【シーズン1完結】蒸都ヴァルテリアと偽装記録の探偵〜記録が嘘をつく街で〜

作者:秋月キアラ
最新エピソード掲載日:2026/10/12
真実は、記録の余白に潜む。

その街では、死亡記録に名を書かれた者は、まだ生きていても死者となる。
西方大陸ヴァルテリア。
その中心にそびえる巨大産業都市、ヴェルム=クロウ。

ドワーフが蒸気機関と高架鉄道を築き、記録機械と契約文書が人々の暮らしを支配する、煤煙と霧の街。

かつて神話と血統を誇ったエルフたちは没落し、古い権利も、名も、祈りも、近代の記録制度によって少しずつ上書きされていた。

この街では、記録に名前があれば人は存在する。
記録から名前が消えれば、たとえ生きていても存在しない。

霧燈通り十三番地、黒鴉館。
その二階に事務所を構える探偵レオン=クラウスは、助手であり記録者でもあるミラベル・ワトリアとともに、街に潜む“偽装記録”を暴いていく。

偽造された契約書。
存在しない死亡記録。
消えた神名。
記録院の密室。
存在しない列車。
死者が演じた最後の舞台。

公式記録は、いつも正しいとは限らない。
それは時に、誰かが真実にしたかった嘘である。

これは、ミステリー専門の観測神格イル=ヴァスによって記録される、ローゼンサーガ西方大陸の探偵譚である。

*公式サイト先行連載、カクヨムでも連載。
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エピソード 201 ~ 228 を表示中
第13話 死んだ探偵は二度帰る
第10節 ― 兄の暗号
2026/10/07 14:39 (改)
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