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滅びの国のガードナー〜勇者は死んでしまったようです。滅びゆく超大国の片隅で、灰に覆われた大地をスコップ一本で救うお話〜

最新エピソード掲載日:2026/11/01
【第1章完結】

魔王軍の侵攻によって帝国首都は陥落。
大地にはあらゆる生命を蝕む「魔気の灰」が降り注ぎ、農地は枯れ、水は汚染され、人々から食料も逃げ場も奪われていった。
そんな滅亡寸前の世界で、場違いな男が一人。
前世で造園に携わっていた転生者、ユーリ・フロックス。
剣は振れない。軍も率いられない。
魔王を倒す勇者でもない。
あるのは、造園職人として培った知識と、土壌や植物の状態を見通す固有スキル『至高の庭師』だけ。
「だったら、まずは土からです」
豚の糞尿と落ち葉を混ぜ、魔気に汚染された土を改良し、毒を吸い上げる魔導植物を育てる。
やがて彼のもとには、敗残騎士、植物魔術師、難民、職人たちが集まり始めた。
一人では小さな菜園にすぎなかった庭は、仲間たちの手によって少しずつ広がっていく。
食料を生み、水を守り、灰に覆われた大地を緑へと変えていく。
だが、魔王軍も黙ってはいない。
土を汚染する魔気、迫り来る魔族、そして滅びゆく世界そのもの。
剣ではなく、植物で。
魔法だけではなく、知識と工夫と人々の力で。
これは、ゼロから始める泥臭い終末ファンタジー!!
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