異能カラスの観察譚 —使命を忘れた代わりに人格が芽生えました—
最新エピソード掲載日:2026/09/10
どうやらわたしはカラスらしい。残念ながら記憶が何もない。気がつくと都会のビルの窓の外にいた。でも不思議なことに人の言葉がわかる。文字が読める。前世は人間? とにかく、わたしはまちの観察をはじめた。
◇◇◇
この日、武蔵天川市のとある交差点で〝きっかけ〟となる交通事故が発生した。たまたま仕事でまちを訪れていた拓海(たくみ)は、事故の野次馬でごった返す歩道橋の上で、頭の中に直接に響く声を聞く。「芽生えた〝幹〟の成長を見届けなさい」
一方、夜の武蔵天川のまちを制服姿の少女、真詩緒(ましお)がひとり歩いていた。彼女は自分の名前以外のすべての記憶を失い、彷徨っていた。まちで出会った少女、瑠華の助けを受け、ゼロからの暮らしがスタートする。
拓海と真詩緒が出会うのはまだ先の話だが——
二人は気づく。自分たち以外の人間すべてが、〝交差点の交通事故〟を忘れ去ってしまっていることに。そして、真詩緒は知る。自分のことを誰も探していないことを。自分の正体もまた、すべて人の記憶から忘れ去られているいることを。
人語を解する異能のカラスと、拓海、真詩緒たちは一体何に巻き込まれたのか——
◇◇◇
この日、武蔵天川市のとある交差点で〝きっかけ〟となる交通事故が発生した。たまたま仕事でまちを訪れていた拓海(たくみ)は、事故の野次馬でごった返す歩道橋の上で、頭の中に直接に響く声を聞く。「芽生えた〝幹〟の成長を見届けなさい」
一方、夜の武蔵天川のまちを制服姿の少女、真詩緒(ましお)がひとり歩いていた。彼女は自分の名前以外のすべての記憶を失い、彷徨っていた。まちで出会った少女、瑠華の助けを受け、ゼロからの暮らしがスタートする。
拓海と真詩緒が出会うのはまだ先の話だが——
二人は気づく。自分たち以外の人間すべてが、〝交差点の交通事故〟を忘れ去ってしまっていることに。そして、真詩緒は知る。自分のことを誰も探していないことを。自分の正体もまた、すべて人の記憶から忘れ去られているいることを。
人語を解する異能のカラスと、拓海、真詩緒たちは一体何に巻き込まれたのか——
1.目覚め(1)
2026/08/29 19:16
(改)
2.目覚め(2)
2026/08/29 19:17
3.目覚め(3)
2026/08/29 19:18
4.目覚め(4)
2026/08/29 19:19
5.本条拓海の憂鬱(1)
2026/08/29 19:20
6.本条拓海の憂鬱(2)
2026/08/29 19:21
7,拓海の不思議体験談(1)
2026/08/29 19:30
8.拓海の不思議体験談(2)
2026/08/29 19:58
9.カラスの暇つぶし
2026/08/29 20:15
10.飛び蹴りギャルと記憶を無くした少女
2026/08/29 20:29
11.それぞれの居場所
2026/08/29 21:43
12.押しかけカラス
2026/08/30 19:00
13.押しかけカラス(カラス視点)
2026/08/31 19:00
14.名付け
2026/09/01 19:00
15.蘇る記憶、消える記憶
2026/09/02 04:00
16.古い友人
2026/09/03 03:00
17.思考の競合
2026/09/04 02:00
18.決意の相談
2026/09/05 02:00
19.監視の監視
2026/09/06 02:00
20.夏子の憂鬱
2026/09/07 02:00
21.記憶のない居候と、当てのない訪問者
2026/09/08 02:00
(改)
22.大人の矜持
2026/09/09 02:00
23.整理は必要
2026/09/10 02:00