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電界特捜 電現室-DENGENSHITSU- ―喪失戦線―

作者:不治痛
最終エピソード掲載日:2026/10/24
数年前、ある技術者が世界をひとつ増やした。
超弦理論の先に見つかった仮想の現実、インター・ヴァーチュア。そこでは時間が、現実の倍の速さで流れる。

2023年。人はまだ向こう側に住んではいない。それなのに、この国の電気も水も列車も、いつの間にか向こう側で動かされていた。向こうに広がるのは国境のない土地で、あるのは企業が線を引いた支配域だけ。そこでは警察手帳も、名刺と変わらない。

仮想と現実の境目で起きる、どの役所も手を出したがらない事件。それを扱うために、霞が関の合同庁舎の地下二階、元・電源室に、公安と内閣情報調査室が非公式の部屋を置いた。
正式名称、電地現治安予備室。通称「電現室」。

「幽霊に見えるなら、まず幽霊として調べる」
そう言ってはばからない、オタクでコスプレ好きのキャリア警部補・華園夏菜子。
部隊を無人機に奪われた、北海道生まれの元対戦車ヘリ乗り・百田多聞一等陸曹。
百田は三叉電気の試作機〈トラ・110式 ワンテンタイガー〉を駆り、向こう側で相棒の盾になる。

二人が追うのは、死者の声、消えない明かり、境目に置き去りにされた人たち。
そして百田には、着任の日に告げられたもう一つの任務があった。
――華園警部補を、見張ってほしい。

これは、仮想の世界がまだ黎明期だったころの、記録に残らない事件の記録。
※『電界駆動ブレード』と同じ世界の、ずっと昔の物語です。本編を読んでいなくてもお楽しみいただけます。
『この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません』
序
電界特捜 電現室/序
2026/10/04 20:10 (改)
Pilot 送電網の幽霊
送電網の幽霊/01
2026/10/04 20:10 (改)
送電網の幽霊/02
2026/10/05 20:10 (改)
送電網の幽霊/03
2026/10/06 20:10 (改)
送電網の幽霊/04
2026/10/07 20:10 (改)
送電網の幽霊/05
2026/10/08 20:10 (改)
送電網の幽霊/06
2026/10/09 20:10 (改)
送電網の幽霊/07
2026/10/10 20:10 (改)
case2 ハイ・ソサエティ
ハイ・ソサエティ/01
2026/10/11 20:10 (改)
ハイ・ソサエティ/02
2026/10/12 20:10 (改)
ハイ・ソサエティ/03
2026/10/13 20:10 (改)
ハイ・ソサエティ/04
2026/10/14 20:10 (改)
ハイ・ソサエティ/05
2026/10/15 20:10 (改)
ハイ・ソサエティ/06
2026/10/16 20:10 (改)
ハイ・ソサエティ/07
2026/10/17 20:10 (改)
case3 フーディーニ
フーディーニ/01
2026/10/18 20:10 (改)
フーディーニ/02
2026/10/19 20:10 (改)
フーディーニ/03
2026/10/20 20:10 (改)
フーディーニ/04
2026/10/21 20:10 (改)
フーディーニ/05
2026/10/22 20:25 (改)
フーディーニ/06
2026/10/23 20:10 (改)
フーディーニ/07
2026/10/24 20:10 (改)
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