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旧世界の整備士 ――コールドスリープから目覚めたら300年後。壊れた世界をできるところから直します

作者:朝長 鳴海
最終エピソード掲載日:2026/10/28
世界が滅んで、300年。

 コールドスリープから目覚めた柏木遼が見たのは、かつて知っていた日本とはまるで違う世界だった。
 彼にできるのは、壊れた機械や設備を調べ、使える部品を探し、もう一度動くように直すこと。ただ、それだけだったはずなのに。遼が何かを直すたび、そこに人が集まってくる。
 電気が灯れば、夜を恐れずに済む。水が流れれば、暮らしが変わる。壊れていたものが動けば、人は少しだけ未来を信じられるようになる。

 そうして遼は、物だけではなく、人の生活を直し、傷ついた心を治し、やがて街そのものを少しずつ直していく。彼自身は、ただ目の前の壊れたものを放っておけなかっただけ。けれど彼の周りでは、人が集まり、暮らしが生まれ、止まっていた世界が少しずつ動き始めていた。

 物を直し。人を治し。街を直す。

 そんな男を、人々はいつしか様々な名で呼ぶようになる。

――旧世界の整備士。ある者は、魔法使いと呼び。そしてある者は――魔王と呼んだ。
プロローグ
第1章 失われた故郷
03_1話 目覚め
2026/10/11 15:34 (改)
04_2話 誰もいない
2026/10/11 15:34 (改)
05_3話 地上
2026/10/11 15:34 (改)
06_4話 人々
2026/10/12 20:00 (改)
07_5話 壊れた水車
2026/10/13 20:00 (改)
08_6話 村の日々
2026/10/14 20:00 (改)
09_7話 南へ
2026/10/15 20:00 (改)
10_8話 森の道
2026/10/16 20:00 (改)
11_9話 水都
2026/10/17 20:00 (改)
第2章 港町の修理屋
19_7話 山の番人
2026/10/25 20:00
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