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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

ステンドグラスの彼方に

作者:羽月楓
最終エピソード掲載日:2026/11/01
父を探していた少年は、魔女のいるカフェにたどり着いた。

 願いを叶えるという噂の店、虹色Café。
 色鮮やかなステンドグラスに囲まれて暮らすのは、歳を取らない魔女ルファだった。

「父さんを返せ」

 ナイフを向けた出会いから、二人の時間は始まる。
 硝子の切り方を教わり、失敗した作品を見せ、同じ食卓を囲む。父の行方がわからないまま、少年ライトにとって、その店はかけがえのない場所になっていった。

 そして七年後。
 十七歳になったライトは、父につながる手掛かりを知り、ルファとともに一枚の絵の向こうへ旅立つ。

 一夜で冬から春へ移ろう世界。
 秘密を抱えた城。湖にそびえる世界樹。
 美しくも危うい旅路で、ライトは彼女の知らなかった顔に触れ、隣にいたいと願うようになる。

 けれど、二人を支える硝子の魔法には、まだ誰も語らない秘密があった。

 これは、父を探す少年と、歳を取らない魔女が、共に生きる未来を願う物語。

 タロットの大アルカナを各話のモチーフに織り込んだ、全二十二話の幻想ファンタジー。
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