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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

もしも ――昭和五年、未来の海自少佐は「死ぬはずだった人々」を救いたい

作者:老杜
最新エピソード掲載日:2026/09/29
二〇二六年。

海上自衛官・海野弦一郎は、七年間付き合った恋人との別れのあと、東京湾の防波堤で酒を飲み、そのまま眠り込んだ。

そして目を覚ます。

そこは――昭和五年、一九三〇年。
しかも彼が立っていたのは、戦艦「長門」の甲板だった。

この先、日本がどこへ向かうのか。
誰が死ぬのか。
どの判断が戦争へつながり、どの選択が取り返しのつかない結果を生むのか。

弦一郎は知っている。

だが、彼は英雄になりたいわけではない。
未来の兵器を作って、日本を戦争に勝たせたいわけでもない。

ただ、本来なら戦争の中で死ぬはずだった人々を、生かしたい。

東郷平八郎。
高橋是清。
永田鉄山。
軍人、政治家、官僚、技術者。
そして、歴史に名前すら残らなかった無数の人々。

戦争を止めるために必要なのは、未来兵器なのか。
軍事力なのか。
それとも、戦争をする方が損になるほど強い「利益」なのか。

軍事、外交、財政、産業、そして人と人との縁。

未来を知る一人の海自少佐が介入したことで、昭和の歴史は少しずつ、本来とは違う方向へ動き始める。

これは、日本を勝たせる物語ではない。

戦争そのものを、起こさせないための物語である。
第一話 八月の横須賀
2026/09/11 22:29 (改)
第二話 白大根
2026/09/11 22:35 (改)
第三話 ドドドド
2026/09/11 22:38 (改)
第五話 千代
2026/09/13 20:00 (改)
第六話 海老の殻
2026/09/14 20:00 (改)
第七話 たわごと
2026/09/15 20:00 (改)
第八話 遙
2026/09/16 20:00 (改)
第九話 敬うべき人たち
2026/09/17 20:00 (改)
第十話 達磨の釣り
2026/09/18 20:00 (改)
第十一話 竹野内豊
2026/09/19 20:00 (改)
第十三話 やれよ
2026/09/21 20:00 (改)
第十四話 八本の指
2026/09/22 20:00 (改)
第十五話 銃声
2026/09/23 20:00
第十八話 算数
2026/09/26 20:00
第二十話 今日
2026/09/28 20:00
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